2017年01月27日

学ぶタイミング

人それぞれ、自分の体や心に向かい合う時というのは
その人が本当に臨む時でなければタイミングとして
合わないことがある。
親子でも、夫婦でも、どんなに仲の良い友人で
心配であったとしても、その人が本気で自分に向かい合う
気持ちにならなくては、役に立てることなど
あまりないのではないかと思う。

例えば、体を冷やしてはいけない、とは誰もがなんとなくは
感じています。
手足が冷たかったとしても、当の本人が
それにあまり危機感を抱いていないのに、周りが気をつけた方が
いいと、アドバイスしたところでやはり、自分が
危機感を持っていなければあまり、気にしないと思うんですよね。
実際にそのことで何か病気をしたとか、体調が悪くなるとか
なにか、大きなことがない限り。
そうなっては大変だからと周りは心配するけれど
大変な思いをしない限り本気で取り組むことは
なかなかできない。

人のことは見えるけれど自分のことは
見えないということが多いもんです。

ガンだって、きっとその前兆は必ずサインで出していると
思います。
おかしいなという感覚・サインは必ず出している。
体はそんなに馬鹿じゃない。

毎日誰にでもがん細胞は作られている。
そのサインを本人が、まぁ、大丈夫だろうと
思っていて、見過ごしていけば、やがてがん細胞は実体をもち
「ガン」として体に巣食うことになる。

周りは、「なんか顔色悪いよ」とか
「なんか最近疲れているかんじがするよ」とか心配しても
本人が大丈夫と、取り合わなければ見過ごすことになりますし、
確かに自分は調子があまり良くないなぁと、体のことを
気にして検査したり、何かしら生活の中で食事や
体調に気をつけるようにしたりしていれば「ガン」の手前で
回避できるかもしれない。

でも、それは本人が選ぶこと。

体に向かい合うタイミングはその人が選んでいる。

どのタイミングであったとしても、その人なりの学びが
そこには必ずあるはず。

私から見たら、「この人、ちゃんとやらないとね〜」と
思ったとしても、なかなか本腰を入れないでいる人もいるし、
私が思っている以上にその人の感覚が良くて
一つ改善すればその次はもっと良くなりたいと、いろいろに
頑張ってくる人もいる。

本気にならないと越えられない壁がある。
私はその過程の中で手伝うだけ。
やるかやらないかはその人次第。

人生の大きな学びのタイミングはその人が選んでいる。






  


Posted by なつめや at 21:56Comments(0)つれづれ

2017年01月26日

旧暦のお正月

もうすぐ旧暦のお正月です。
今年は1月28日。
水瓶座で新月だそうです。
自分が水瓶座なのでなんとなく水瓶座が絡んでくるのは
嬉しいものです。

気功の宋先生によるとお正月(1月1日・1月28日両方)や
冬至・夏至のような陰陽のエネルギーの転化などがあるときに
気功をするとパワーアップするというようなことを
おしゃっていました。
元旦に、とても良いお天気だったので外で気功をしていると
今までよりも自分の気が少しだけ厚みを増しているような感覚が
あり、お客様にも『元気ですよね〜』と言われることも
しばしば。
仕事の量は変わらないし、2週間ごとに東京へ行っていると
昔はくたびれてぐったりしていたのに、最近はそれがなくて
常に同じ状態をキープできるようになりつつあって
気功を続けている効果を実感しています。

『気』でいろいろなものを見るようになり、
それが自分にとっていいな〜と思う『気』は積極的にとりいれ、
嫌だな〜と思うものはさっさと通り過ぎるようにしていれば、
あまり自分が影響されることもなくなる。
いろんな意味で敏感にはなりますが。

今朝も、今年一番の寒さの中、犬の散歩に出かけながら
太陽からの気を体に取り入れると
寒いのに、ぽかぽかしてきて
自分の体の中に種火が入ったような感じがしました。

1月28日はちょっとだけお店を抜けて気功に行きます。
予約の変更にご協力いただいた方々に
心から感謝です☆
どこで気功をしようかな、とアンテナを立たせております。
道で凍った雪がとけているといいな〜と願いつつ。
気功をした後作る漢方は、『気』をしっかりいれますよ〜!

28日が楽しみです☆  


Posted by なつめや at 23:03Comments(0)つれづれ

2017年01月18日

雪かきまめ

今回の寒波はここ数年の中でも記憶に残る
4年前といい勝負でした!
毎日、毎晩よく降るので、朝起きてまずカーテンを
開けて、『まじか!』と驚いて慌てて雪かきに出動する
日々でした。

よく雪かきしていたのでお腹はめちゃめちゃ減り、
よく食べていた割には体重も変化せず、雪かきは
実はダイエットに効くんではないかと思います。
地味に全身運動ですし。
足を踏ん張り腰を入れて雪を積み上げていく(笑)

なつめやのある善光寺界隈から北が雪の降りが
激しくなるので自宅よりも店の雪かきが実は
大変。近所の方が一緒に雪かきを手伝ってくれてありがたや〜。
感謝です☆

おかげさまで、人生初の手のひらに雪かきで『まめ』が
できました。

今日は晴れて太陽パワーで雪も少しは溶けてくれましたが
屋根に積もった雪が落ちてきたり、近年に珍しく出来上がった
つららが凶器のようにも見えます。なつめやにいらっしゃる時は
どうぞ頭上にご注意ください☆
  


Posted by なつめや at 19:41Comments(0)つれづれ

2017年01月15日

雪降り

去年はあまり雪ふりに困らず冬を終えてしまい、
今年もスタートは暖かな冬でしたが、一気に
ツケを取り戻すかのような雪降りでしたね〜(笑)
それでも予約の時間を大幅に遅らすことなく
遠くからもご来店くださったお客様たちに心から感謝です☆

雪かきをしていると無心になるというか
どう、綺麗に効率よく雪かきをするかということ
夢中になってしまいます。
そして、初めは寒いのに終わりの頃は汗をかいている!
冬場のちょっとした運動不足解消になります。
雪かきは大変だけど、なぜか長野の冬は雪がないと寂しい(笑)

今日はお昼まででお店はおしまいだったので
こまつやさんで美味しいランチをいただき
いろいろお届けをしながら善光寺へ。
御印文をいただけるので毎年の恒例で伺いました。

善光寺さんの近くでなつめやをさせていただいて
いろんなご縁をいただけて感謝を伝えさせていただいて
その後、歩いていると普段は目にしない赤い何やらが見え
近寄ると『延命地蔵』さんでした。
白い雪に埋もれて赤色が目立ったのかもしれませんね。
後ろの松も凛々しく、生き物に見えてくるようでした。

これも何かのご縁、とばかりにお参りさせていただいて
記念に一枚。

銀色の世界にパッと目を引くもの。

なんだか嬉しい気持ちで帰り足は軽やか。





  


Posted by なつめや at 21:21Comments(0)つれづれ

2017年01月08日

足るを知る

今年初の気功の講座でした。

推掌の李先生は哲学的な話から始まります。
非常に穏やかな口調ですが
常に私たちに疑問を投げかけ、その都度自分のこころに
向かい合うきっかけをくださる。

推掌をする上で最も大切なことは
『安神定志』であることだと、常にお話されます。
この『安神定志』とはなにか。

気持ちが非常に安定し、穏やかな状態なので
様々なことを観て、受け止めることができる、
ということではないかと私は考えています。

気持ちが不安定だと観ているようで観えていない。

気持ちが安定していると相手の外から内が観えて来る。

推掌ではマッサージをする中で相手を安心、
リラックスできるように
導き体の状態を調えることができるわけです。
心が乱れているとマッサージがそもそも
雑になります。やる方も、される方もどっちも気持ちよく
『安神定志』になっちゃうような推掌がベストですね。

『不安』という要素がない『安神定志』を得るには
どうしたら良いか?

李先生は
『足るを知る』ことだと。

もっともっと、といろんな欲望があります。

いかなるものでもし過ぎれば
『麻痺』が生じてしまいかねない。
これは見えていない、感覚のない状態になってしまいますね。
もちろん仕事のしすぎや、甘いものの食べ過ぎも
良いことではないですよね〜。
一見良いことをしていると思うことだって、やりすぎれば
同じことです。
健康のために食事を制限することや運動も
し過ぎれば害になります。


私もかつてはマラソンをしていましたが
毎日5キロ走らないと正直、不安になることがありました。
タイムを計り1キロのスピードが落ちることがとても
嫌だった。疲れてもなんでもとにかく走らないと
気が済まない(笑)
今思うとバカだなあと思います。
そもそも1キロのスピードを競うようなランナーではないのだから
楽しめば良いだけのことだった。
それを無理して走るもんだから、もう走らなくてもいいよ
というお達しが出たのか『運動誘発性アナフィラキシー』
なんてものになっちゃった。

いまはほとんど走らないし、そんな体力もない。
緩やかに気功をして、自然の中で呼吸を整えている方が
よっぽど気持ちいいわけです。
そして、自分の中を観察する。
それで十分。
気功なんかは目に見えないものを五感を研ぎ澄まし
『気』を感じようとすることなので
もっと、っというものがそもそも無い。

食べ物も別に薬膳だけでなくハンバーガーも食べるし
柿の種は大好物。基本は粗食が好きですが。
ストイックさはないですね。
時々、不意に入ってくるハムなども
『毒だ〜』と思って食べたら猛毒になると思うので
ありがた〜く食べる。

なんでもやりすぎない。
足るを知ることで、程よい心地良さをかんじ
そこには心の穏やかさが生まれるものだなぁと思います。

シンプルに暮らすは心地よく暮らすにつながる。

100%ストレスフリーになれるわけではないけれど
自分で作り出すストレスは少なくなる。
そうすれば、病気も予防にも繋がる。

今年はシンプルになろう☆

長い内容になっちゃった。
今年はシンプルに、を目指しま〜す。
  


Posted by なつめや at 22:30Comments(0)つれづれ

2017年01月04日

冬の戸隠へ

冬の戸隠へ初めて行ってまいりました。

雪がなくて、天気も良かったので
戸隠へ行ってみました。
冬に戸隠へ行ったのは生まれて初めて。
戸隠はとにかく雪深いと思っていたので
GW以降に行く場所と思っていました。
でも、年々雪が少なくなってきて、
行けそうだな、と思って行ってみると、
道も、境内も雪は問題ありませんでした。


先ずは宝光社から。
私はここがとても好きですねー。
杉がそびえ、奥に社殿があります。
急な階段を上っていく過程でエネルギーを
頂く感じがします。

昨年の御礼と今年の挨拶。

振り替えると気持ちの良い太陽の光。



その後、火御子社と中社へ。

中社で御神籤をひいて、今年のお守りにします。

戸隠神社では自分の歳を神主さんに
伝えると奥で祝詞をあげて引いてきて
くれて渡されます。

奥社へも行きましたが、駐車場に
停めれず、雪も降りはじめてきたので、
今日は帰ることに。

28日に奥社に来たいなと思っております


帰りしな、大座法師池が凍っていて
何かの通り道のような模様が浮かび上がっていました。

冬の戸隠はとっーーても、スッキリした
気が満ちていました☆
  


Posted by なつめや at 19:44Comments(0)つれづれ

2016年12月25日

お香づくりと気功ざんまい

クリスマスイブ、クリスマスを東京で初めて過ごすことになった
なつめやです。
気功のクラスはメンバーもとても良い方達で
充実した気持ちで2日過ごして、さらに気功をして
コンディション良く帰ってくるのが常なのですが、
今回はさらにお香づくりも加えてとっても楽しい2日に
なりました。
気功の授業前に特訓をしてくださる田邊先生は
お香づくりに造詣が深く、たまたまお話の中で
香も身体を変化させやすい、ということで
教えてくださる時間を設けてくださいました。

今回は沈香(じんこう)を主体にしたお香で、そこに
タブ香と水をませて練り、成型するという手順です。
お香の原料にするものはインドやチベットなどでは
薬の原料もつかうようなので漢方薬を粉末にして使っても
いいんでは?という話になり、さらに水は
気功で波動をいれた気功水でもいいし、煎じ薬の湯液でも
いいということなので、漢方とお香の世界が融合して
一気に広がります☆(わくわく)
さらにチベットなどではお坊さんがお経を唱えながら作る
ということで私もお経を唱えながら最後、成型しました。
どんな効果がでることでしょう?!
は〜、楽しい!!

この2週間ほど咳がひどくて夜がなかなか寝付けなかったのが
昨日の気功のおかげか、全く咳が出ず9時間も熟睡!

気功の世界は本当に面白い☆
田邊先生には特別レッスンを頼んでさらになつめや
パワーアップ計画しています!

自分のやりたいこと、無理!と思っていたことも
自分の気持ちに素直になって、やってみちゃおう!
と思ったら案外楽しくて、世界が広がった1年でした。

風邪をひいたり精神的にきつかったり
した時もありましたが気功があったことが
私にとってはとても救いになったのも事実です。

自分の中に必ずある『力』を信じること。

それを学ばせてくれる気功と先生たち、仲間に出会えた
この一年は私の人生の中で大きな転換時期になったと思います。

来年が楽しみです☆
  


Posted by なつめや at 21:27Comments(0)つれづれ

2016年12月11日

内なる力を信じこと

土、日と気功の特訓をしているなつめやです。

土曜日は気功、日曜日は推掌(すいな)の講習です。
気功の宋先生は感覚を大事にしてくださり、
とにかく基礎をしっかり教えてくれます。
できないことをやるのではなく、
できないことをできるようになるためには
基礎と自己鍛練。
そして、宋先生の前に田邊先生のレッスンも
受けて、実際の気功的な処置を少しずつ
習っています。
自分の指から出る気を鍼のように身体のなかに
いれていくイメージをしながら、指を少し
動かすと、例えば肩など、ピクンと動くのが
わかり、実際の気功治療を少し経験したのでした( ☆∀☆)
でも、やはり基礎をしっかり鍛練しないと体調
を崩すもと。コツコツ鍛練します。

日曜日のスイナは実際にマッサージを
していくのですが、これが、最高に気持ちが良いのです。
強くマッサージしない。
すごーくゆっくり波のようなリズムでマッサージします。

波のようなマッサージでゆーっくり筋肉をほぐしていくと、
そこに自分の気血が集まり、修復しようとする
力が内側から生じるということだと先生はおしゃってました。
力が強いマッサージは確かにほぐれますが、
自己回復力ではなく、人によって
状態を変えてもらうだけ。
時間が経つとすぐに戻りやすい。

李先生のスイナは気持ちがひたすらほぐれて、身体がほわーんとするので、自分もこういうマッサージを心がけていきたいなーと思います。
気功のクラスの仲間もとても良い方々で、
互いにマッサージ仕合ながら、気持ちが安心
してすっかり2週間分の疲れがとれます。

治してやろう、とか、何とかしてやろう
という治療ではなく、その人の内側の力を信じて
引き出していくような、マッサージや漢方薬を
自分の手から生まれていく、そういう大切な
ことを学べて、本当に貴重な時間です。

いつかなつめやでスイナができるように自己鍛練❇

  


Posted by なつめや at 19:39Comments(0)つれづれ

2016年12月06日

太陽のエネルギーをいただく

最近、日課になっているのが
朝日をしっかり浴びて太陽のエネルギーを
いただくということ。
今日は雨が降っていたので朝日はできませんでしたが
昼間に雨が止んで、天気になってきたときに
太陽のエネルギーを十分に体に入れました。

目を閉じて太陽の陽を浴びていると
オレンジ色〜赤色に視界が変化してくると
エネルギーチャージ完了!

朝起きて、慌ただしく仕事場へ行き、
日中は仕事に追われていると
太陽や空を見ないで1日終わってしまうこともあるかも
しれませんね。

地のエネルギー(食べ物)と天のエネルギーが
交流し、生命が誕生すると東洋医学では
考えられています。

これから太陽のエネルギーをいただく時間が短く
なっていきますが、貴重な晴れ間に太陽のエネルギーを
浴びることをぜひお勧めします。

体がだるいとか、やる気が起きないとか
からだが冷えやすい、という人は
まず、できることを毎日地味にコツコツ
続けてみてください。

コツコツは力なり、です。

簡単な気功ですよ♪

  


Posted by なつめや at 21:59Comments(0)つれづれ

2016年11月29日

新月と体感と方向性

『気』を感じ、自分の身体の中の気が充実して
身体が温かくなったり疲れが取れたり、
体調が良くなることが実感できれば
自分の普段の生活を見直すきっかけの
糸口になれるんじゃないかと
思っています。

今回、なつめやでチネイザンのセッションを始めたわけですが
以前のエムさんの時の鍼同様、《エネルギー・氣》を《体感》
する機会を作ったことで、自分の身体により向かい合おうと
する方もでてきました。
これは私が今回、一番の目的にしているところです。
セッションそのものはともかくとして
氣・エネルギーの詰まり感や、それが抜けていく時の
身体の楽な感じ、を体感してもらうこと。

見直して、何を実際にやるのかは人それぞれとは思いますが、
できるだけ良い氣を自分の身体に循環させていく、
そういう意識を持つことだけでもすごい進歩だと思います。

例えば、朝の太陽を見て良いエネルギーをいただこうとか、
逆に気の流れが悪くなると身体が重くなるので
そういう状況から離れるとか、作らないとか、
人との関わり方なども変化していくのではないかと思います。
無理に付き合おうとして自分が無理していると
やはり気の流れも悪くなりますし、体調の変化も
わかりやすくなれば無理した付き合いも減ります。

良い氣の交流をしているときは身体が温かくなりますし、
とっても気持ちが和んで『いい時間だったなぁ』と思いますよね。
それが、あまり気が合わないなあとか、
無理して会おうとかやっていると身体は正直なもので
緊張してこわばるので冷えてきたり、
肩が張ったり、頭痛がしたり、どっと疲れたりしてしまう。


私自身は自分が自分で居られる時間の過ごし方
とても大切にしています。

自然との付き合い方、人との付き合い方で、
気の良い流れや充実が得られるので
気功をマメにやるようになってからはかなり身体の状態が
変化しています。
今は気持ちの良い人とのおつきあいを大切にさせて
いただいている。

それでいい。
沢山の人と繋がろうとも思っていないし、
大切な時間を大切な人と過ごす。
それで、気持ちは豊かになる。
私にとってはそれで満足なのですね。

それはもちろん、人によって豊かさや
幸福感が何によって得られるかは違いますが、
《氣》というものが重要なポイントにはなるかと思います。

エネルギー的な体調不良は実際には《身体》という器に影響
している人がかなり多く、『気』からアプローチすると
スッと動く方も多い。
そういう方が増えて、氣が充実して自分の命や人生が
輝かせられるようになれば、本当に幸せなことだな〜って
思うのです。
身体という物質的なことに視点を置いている限り
エネルギーの変化は現れにくいですが、
エネルギーの変化を体感すると身体も
案外変化していく。

これからはそういうエネルギー的な
身体の変化を感じて身体の器を変えていく、的な
流れが出来てくるような気がします。

漢方薬は長く飲まないと効かない、ってよく言われますけど
変化が出るのは早いんですよ。
根本的な体質を変えるのは時間はかかりますけれど。
その、根本的な変化は『気』が問題なわけです。
『気』の変化を促し、自分がそれを体感すること。

それこそが私が今目指す方向だなぁ、と
新月に改めて心に刻みました☆  


Posted by なつめや at 22:07Comments(0)つれづれ

2016年11月27日

気功と推掌(すいな)の時間

土日は恒例の気功の講習で東京へ行っておりました。
最近は気功の授業の前にもう一人の先生からレッスンを受けて
いるのですが、その先生のレッスンもとても楽しくて
気功をやるほどに自分の体も元気になっていくのを
感じます。

自分で『気』を練って、体にその気を流していくと、お互いの
気が交流するため、気功を受ける側もやる側もとても気持ちが
よくなります。
体がとっても温かくなります☆
(ほっこり)
手のひらスキャンみたいなことをすると
身体の調子が悪い部分がピリピリ感じたり
重〜く感じたりします。


日曜日は推掌(すいな)という中国のマッサージを
習うのですが、本日はお腹と背骨に沿っての
マッサージをやりました。


肚が据わっている人はお腹が変に緊張しないので
柔らかいんだよ、と先生は言っていました。
なるほど、いろんな人のお腹を触ると
緊張しやすい人のお腹は硬い・・・。

私はというと、ほどほど柔らかかったそうです(笑)
左と右で硬さが違うことはどういうことなのか、とか
さらに深い学びが今後続いていきます。

私は時々、薬よりも気功の方が副作用が少なくて
身体も心もリラックスできて良いだろうな、と
思うことがあり、そのうち『なつめや』で施術できるように
なるのが理想的だなと思っています。

にしても、3人の先生に習っていると
どの先生も個性豊かで、そして心から尊敬できる方々で
そういう先生に出会えたことに今更、とても感謝なのです☆
  


Posted by なつめや at 21:55Comments(0)つれづれ

2016年11月21日

身体内観と不妊治療

身体内観の話の続きです。

不妊治療をされている方の身体内観、観察を
する機会が立て続けにありました。

体外受精などをする時は排卵誘発剤などを
使うのが一般的です。誘発剤を使うことできる卵子が
多く採卵する時もかなりの卵子を採卵する方もいます。
ただ数が多くてもその後、受精、胚盤胞まですすみ凍結
できる受精卵は数が半分〜4分の1と様々です。
が、採卵できた卵子の全てが凍結まではいきません。
未成熟の小さな卵子も採卵されます。

毎月1〜3つくらい成熟して排卵してくるのを
10数個採卵する方もいます。
それが、卵子に相当の負担をかけることを
想像したことはみなさんありますか?

毎月の個数よりも倍近くの卵子を作り出す
卵巣はすんごく頑張ってくれた。
それを少し休めてあげるといいんじゃないかな〜、と
思うのですが、すかさず、ホルモン剤を使って
受精卵を移植していくケースが多いです。
卵巣を休める間も無く子宮をホルモン剤で
活発にさせていく。

時々私は、不妊治療している方に今月は
身体が疲れているようだからもう少し休ませた方が
いいよ、とアドバイスします。
基礎体温を見ていれば高温期が持ち上がって来ないのに
ホルモン剤で高温期を作り出せたとしても
もともとの自分の身体の反応が弱いと
うまく着床できるかどうかわかりません。
逆に高温期が割と安定している方はこのまま移植も
大丈夫かも、というお話もします。

みなさん時間のことを気にしてしまいますよね。
それはよーーーーーく、気持ちとしてはわかる。
でもね、やっぱり身体の中の状態を少し想像してもらいたいなって
思うんです。

最近なつめやお客様は自然排卵の採卵を選んで行く方が
増えてきて、感想を聞くと、薬を使っている時より身体が楽、
ということでした。

そして、一旦移植したら、妊娠するかどうか
不安な日々を送る方も多いですが、
赤ちゃんにおっぱいをあげるかのような
母のエネルギーをずっとお腹を意識して
お腹の中の小さな存在を温かなエネルギーで
育てて欲しいと思います。
お腹の中を想像し、エネルギーを注いでいく。

不安感ではなくお腹には温かなエネルギーを
伝えていってください☆

身体内観して、自分の身体をいたわり
ケアしたり、褒めたり、休めてあげたり。

今宵のなつめやはちょいと身体の気血が不足気味。
これにて早めに休むとします☆  


Posted by なつめや at 22:40Comments(0)つれづれ

2016年11月13日

朝陽と月と富士山

土日は気功の勉強でお江戸に行っておりました。

新幹線で東京へ向かう時に富士山が見え、
『お!幸先いい感じ』と思っていると、本当に1日
気持ちの良い流れとなりました。

気功の講座のまえに気功の自主特訓レッスンがあり、
そのレッスンでは人の気場を感じる、ということを
やりました。

自分の『気』を作っておいて
人に少しずつ近ずくと明らかに温度というか、
空気の密度のようなものが変わる層に手が反応します。
そして、流れが悪いところやピリピリした感じ
などがある部分は何かしらの問題があるかも、という
判断材料となります。

ここで一つ問題となるのは、その感覚を
どこまで信用するのか?ということです。

視覚的に見てしまったり、
何かしらの情報があるとそれに惑わされてしまうことが
出てくるのでは?と思うこともあるのですが、
感じるものは感じるのでそこは素直に
こう感じると言った方がよい、と言われました。
どちらかというと敏感なので
感じやすいわけです、いろんなことが。
それをそのまま表現してもいいんだ、ということに
安心しました。

そんな、ことを訓練していると電車に乗っていても
ここのエネルギー悪いな、とかここはいいエネルギーが
循環しているな、とか感じやすくなります。

そんな折、授業の後は神奈川の友人宅に
お呼ばれしてきました。

行くまえは不安だったのです、正直。
敏感すぎる私は、時にいろんな意味で
眠れなくなってしまうことがあります。

でも、この友人宅は守られているなぁという感覚が
ありました。
おかげで作ってくれた美味しい夕飯を楽しみ、
ぐっすり眠れました。
夜遅くまで起きていたにもかかわらず、
パチッと目が覚め散歩に出かけると
真っ赤なくっきりした太陽を拝むことができました。

山がない、空にぽっかり浮かんだ大きな太陽。
体にエネルギーがぐんぐん入っていくのを感じます。
いつまでも太陽が自分の体にある感覚になるまで
じっくり気功しました。

そのご、富士山の絶景ポイントに連れて行ってもらい
人生初の大きな富士山を拝むことができました。

富士山からはすっとしつつも、裾野の広い
穏やかなエネルギーをいただいて一路、授業へ。

睡眠時間が短いと使い物に普段はならないのに
今日は驚いたことに自分の中が活発に動いているようで
授業も目からウロコ状態の学びが沢山!

夜は、バス停からの帰りに満月に程なくなろうとしている
月を眺めていると、月の明るさというより、
その波動の広がりが今までのものとは違うような
気さえしてきました。
月の外側に大きなエネルギーの帯ができていて
その広がりは私たちは循環し,感動し、生かされている
というのを強く感じさせてくれました。

つながりの中で生かされている。

それは人間も、自然も、宇宙でさえも。

とってもよい2日間の気功と友人宅の滞在でした。

心から全ての縁に感謝です☆


あしたは60何年かぶりのスーパームーンだそうですが、
雨、という予報も出ていますので
フライングですが今夜のお月見もオススメですよ☆




初めて食べた生しらす。食べたことがないと言ったら用意してくれていました。
そういう気持ちがとても嬉しいですね〜。
長芋のポテサラ風、長芋のしょうゆ漬け(長芋の皮を素揚げしたものをを添えて)
も体と心にとっても優しい☆

人を元気にするご飯は栄養素ではなくて、
そこに『気』がちゃんと入っていることが大切。
他にも手間のかかったものを沢山用意してくれていました。

手と手の間には『気』が生まれます。
だから手間は惜しまず、が大切なんですね〜。
手間を惜しまず、いろんなものを作ってくれた二人に感謝です。




  


Posted by なつめや at 22:28Comments(0)つれづれ

2016年11月10日

ringo yoggyさんのオーダーメイドバッグ

ringo yoggyの主催者の理絵さんは非常に
器用な人で、時々ブログで、オーダーメイドのバッグや
アクセサリーを紹介しているのを拝見していて
私も、とオーダーさせていただきました。

理絵さんから私が好きそうな
表地と裏地それぞれ2、3種類ずつ紹介してもらい
組み合わせていただいて、最終的に決まった生地で
1〜2泊くらいの旅行に行けそうなサイズで、
というオーダーでした。

本日、そのバッグをいただいたのですが、
しっかりした作りで細かいところまできっちり
作られていてしかも、何と言っても私っぽいのがとても嬉しい!!
オーダメイドは世界で一つしかないですし
自分仕様になっているので使いやすいですね。
同じ形でも布のデザインで雰囲気はだいぶ変わりますね。

出張や勉強会で出かけるのが
楽しみになります☆

理絵さん素敵なバッグをありがとうございます!

ご興味のある方はringoyoggy 
http://ameblo.jp/ringoyoggy/さんまでお問い合わせを☆



表地は私の好きな青色に木のモチーフが描かれています


裏地はお月様です


オリジナルのタグも付いてます☆
  


Posted by なつめや at 20:29Comments(0)つれづれ

2016年11月06日

流れを作る

『引き寄せ』という言葉があります。
こうしたいなぁ〜、とか、こうありたいな〜と思っていると
そういう状況を引き寄せる、みたいなの。
私はそう思っていないんですよ。
確実に、自分がそうありたい状況をイメージして
それに対して自分がまず何をするのか、できるのかから
少しずつ取り掛かって、自分の『流れ』を
作るもんだと思っています。
漠然としたイメージでは何も引き寄せられない。

病気、病も、治してくれるとか薬飲んでさえいれば治る
みたいなのでは一時的に状況は良くなったとしても
根本を見ていなければまた同じ状況にはなりやすい。
根本をしっかり見つめて治していく流れを自分が
作る、っていうことだと思うのです。

そこには強い気持ちがやはり必要だとも思います。

『こうありたいな〜』じゃなくて
『こうなる!』っていう。
病も『治りたいな〜』じゃなくて何が何でも『治す』っていう。

誰かがなんとかしてくれるんじゃなくて
あくまでも自分が主人公。

新たなカウンセリングを受けるたびに
自分に新たな課題を与えられる。
それを乗り越えていくのは、その人で
私はあくまでもサポート。

一緒に越えていきたいんですよ、私。

漠然と越えていきたいなぁ、という
気持ちは1ミリもなくて
確実に越えていって
そこには今までと違う景色を一緒に見たいと思うのです。  


Posted by なつめや at 23:29Comments(0)つれづれ

2016年10月26日

ジビエの時期〜罠さん〜

冬の寒い時期は何と言ってもジビエの時期。
太陽のエネルギーが少なくなり、体が冷えやすくなる時期は
野生の肉からのエネルギーを頂いておくと良い時期です。
冬の冬眠、餌のなくなる時期に向けて秋にしっかり
栄養を蓄えた野生の鹿や、イノシシ、熊たちの肉が
美味しくなる時期です。

私の父はハンターをしていたので子供の頃は
もっぱら肉というと『雉キジ』を食べていたわけですが、
近年は雉があまりいなくなってきたのか、代わりに
鹿やイノシシ、熊などが食卓に上る年もありました。

けれどやはり、臭いが・・・ということもあり
私個人としては鹿が食べやすいので
鹿は好きですが、その他はあまり食べれませんでした。

その、私が、ジビエの専門店に行ってみて
イノシシの肉を食べれたが『罠-HAMARU-』さん。
ここのジビエのお肉なら間違い無く肉があまり得意でない方
にもオススメです。臭みが無くてとても食べやすいです!
とりわけ、妊活中のかたや体が冷えやすい女性に良いですね〜。
このお店の店主さんもとても勉強されていて
いいお店だな〜と思いました。
昨今の家畜は餌の問題があるので、木の実などを
食べている鹿やイノシシの方がいろんな面で安心かも
しれないな〜、と思いました。

鹿の角、特に、生えたばかりの柔らかい鹿の角は
『鹿茸ろくじょう』と言い、ホルモンの働きを活発に
してくれるので妊活のかたの漢方薬として
オススメすることもあります。
当然鹿の肉も、鹿茸と同じ、とはなりませんが
体を温めてくれますから寒い冬にはオススメなのです。

私は今日、少しばかり貧血気味で
体調が悪かったのですが、きっと鹿さんやイノシシさん、
雉さんのおかげで明日の朝は元気になることでしょう。
野生の力を信じて!
そして命を捧げてくれる動物にありがとう☆
ご馳走様でした!


  


Posted by なつめや at 23:18Comments(0)つれづれ

2016年10月24日

食事の時間

土日は気功の勉強で東京へ。
この、授業のおかげで私は今年、非常に
体に向かい合う視点を広げさせてもらっています。

経絡学の授業で何故こんなにも食べ物が豊富で
栄養も豊かなのに、『貧血』の人が多いのか?
ということをディスカッションしました。
経絡学の先生は常に『何故だと思いますか?』
『それはどういう理由だと思いますか?』と
常に問い続けます。

体質だから?というのは多くの人が思うところかもしれません。

胃腸が弱い、吸収する力がない・・・。
何故では、吸収できないのでしょう?
さらに問われる。

答えはとてもシンプルなものでした。

『食べている、という実感がないからです』
という答えでした。

食べている時、食べ物に集中するというよりも
何か見ながら、聴きながら、話しながら
という『〜しながら』食べていることで
そちらに気・血は分散してしまう。

脾・胃・小腸を動かすのに必要な気・血を
他のところで使ってしまうことで
食べたあとに消化・吸収しにくい状態に
なってしまうのです、ということでした。

すごくシンプルで、なるほどな〜と思いました。
そんなことも忘れて、薬膳が〜とか
オーガニックが〜とか気にするよりも、もっと大切な
基本のことがあることに気づかせてもらいました。


私は、食べている時、新聞や本を読んでしまいます。

ニュースを見ないように、と思って違うことをしながら
食べてしまっていました。

でも、同じこと。

食べている時は食べ物に集中しよう!

美味しいな〜と味わって食べたら
脾・胃も動きやすくなるでしょう(笑)

イライラして食べたり、怒っている時は
食べてはいけませんね。
脾・胃がカッカして消化不良を起こしてしまいます。


すごくシンプルで簡単な胃腸の整え方です。

授業の前に立ち寄った国連大学広場のマーケットでいただいた
炙りベーコンと焼きおにぎり、漬物、煮卵のセット。
一人で味わって食べていた時間です。

それぞれ旨味がぎゅーっとつまっていました。
どれも、手間がかけてあることも、この店主さんのこだわりも
食べながら伝わってきます。





命をいただくこと。
感謝です。

集中して味わい尽くす。
食べ物も、人生も。
  


Posted by なつめや at 21:44Comments(0)つれづれ

2016年10月18日

7の倍数とQOL

女性は7の倍数ごと体の状態が変化していくと
東洋医学では言われています。
私も今年42歳。
去年くらいから体が疲れやすいなとは思っていたけれど
42歳になって、無理がきかないな〜、というのを
よく実感しています。
そして、いろんな体の不都合も出てくる時があって
「こうやって人の体は少しずつ老いて、できること
できないことがでてくるんだな」と感じます。

去年までできていたことが、今年はしんどいとか。

今年はあまり走ることができなくなり
その代わりにヨガなどに精を出すことにしました。

できないことを無理にやろうというより
新しくやれることを見つけて
それを楽しむ、というのが年を経るにつれて
必要になっていくのかな、と思います。

気持ちはやっぱり走りたいな〜とは思っても
体はそれを許容しない。
それは認めるしかないと。
諦めとも違って
QOL (クオリティ オブ ライフ)
生活の質を高める、ということをより意識的に
していくってことなんだと思っています。

そして、それは慣れ親しんだ趣味・楽しみをいったん
手放すことで新たな挑戦だったり、気づきにも繋がるのかなとも
思うようになりました。

毎朝、太陽礼拝をし気功をすると身体がすっきり目覚め
1日、いいリズムで身体を使うことができます。
これをしておくことで気持ちが安定するように思います。

朝5kmランニングすると昼くらいに眠くなってしまって
仕事にならない。

大きな違いです。

年をとるっていうことは無意識で使っていた身体を
意識して使っていくってことなんだと。
身体のことを知るにつけ、深いものであります。

刺激の強い運動よりも、落ち着いた動作で
身体の中を整える、ということがこの年になり
実感しやすくなりました☆  


Posted by なつめや at 21:36Comments(0)つれづれ

2016年10月13日

音の波動と体の関係

気功のクラスでは『六字訣』というのを現在は
練習しているのですが、これは体の臓腑を活性化する
『音』を動作と共に発生していくものです。
音というのは波動であるというのは高校の物理で
学んだくらいなので。それが体に影響するとは
新鮮な学びでした。

音の波長が耳の鼓膜に振動して音として聞こえるわけですが
その波動を実際に自分の口で体に響かせて活性化するなんて
面白すぎる!

以前から通っている鍼の先生は音叉を使って時々
治療してくれるのですが、色んな音叉を持っていたので
リクエストしてプラネタリーチューナーなるもので
先日は治療してもらいました。

これは音叉を振動させて体に当てると振動が少しずつ
体に響いて、深い部分が震えます。
音叉が『火星』とか『冥王星』とか惑星の名称で
11惑星を旅してきました(笑)

最初は水星からスタートし、体への入り口を作るみたいな感覚の
震え方で、その後、冥王星、土星、太陽、地球・・・と
次々と先生は音叉をカチーンと叩いて体に当てていきます。
どんどん深い部分が振動して、自分の体でない感覚に
なりました。最後は音叉を当てていないのに、ずっと
耳元で音叉がなっているような感覚。
先生は「オーロラみたいなのが見えてるよ』と。
本当だかなんだかわかりませんが、とにかく
音の振動がこんなに体の深い部分を
揺らして、自分の中のエネルギーが変化していく様は
初めての経験です。
いや〜、これは面白いです。

ソルフェジオ周波数というものがあり
528Hzの周波数はDNAの修復を促すのだそうです。

音がこれほど体に変化させていくっていうのは
良い音は良い方へ体を変化させていきますし、
あまり良い感じでない音は体に悪影響を及ぼす、とも
考えられますね。

今日はお休みだったので
戸隠へ。自然の音は体も心も癒してくれます☆
  


Posted by なつめや at 20:16Comments(0)つれづれ

2016年09月19日

赤いなつめの実る頃

そろそろなつめの実が緑色から赤色に色づいてくる。
毎日犬の散歩で通りかかる近所の家の木の『なつめ』はただ
ポトリポトリと
その素晴らしい役割を果たさないまま落ちていくのを
なんとかできないものかと思っていた。

知らないということはその存在を活かしきることができない、
ということに繋がってしまうのだと、無意識にも理解していた
ように思う。

そんな私はもともと薬剤師になることを望んでいなかった
にも関わらず、医療の現場に入ったら病と体と心と人の繋がりを
目の当たりにし、西洋医学と東洋医学、それぞれにどっぷり浸かる
ことになった。
それは今となっては自分の一部であるかのように。

『人が健康である』ということはどういうことか。

健康診断で異常が出なければ健康なのか。
風邪を引かなければ健康なのか。
がんにならなければ健康なのか。

いずれも目に見える、物質的な基準で『健康』を
推し量ろうとする。

目に見えることで推し量ろうとするなら、
なんとなく体が調子が悪い、やる気が起きない、
不眠ではないけれどよく眠れない、
赤ちゃんが欲しいけれど検査では異常がない、
などは『健康である』といえるのだろうか?

いずれも、『健康ではないけれど病気でもない』という
『半健康』と東洋医学では考えられる。

でも、なぜその状態になっているか?を検査しても
原因が出てこないことが多い。

検査だけでは把握できることなんてかぎられているんじゃ
ないだろうか。

原因は必ず、その人の体に答えとしてあるはずにも関わらず。

人は目に見えるものは信じるけれど、目に見えないものは
信じることを躊躇する。

数値だけが頼り、というのは体の感覚を無視しすぎ
てはいないだろうか?

自分の体をよく観察し、感覚を取り戻り、
自分がそういたっている原因を探る。

身体の中の小宇宙のようなそれぞれの器官の連携を知り、
その繋がりの中に不調となる原因の糸口を見つける。
そうして、その絡まった糸を解くように
身体の感覚を取り戻り、身体を活かしきる。

そんな身体と向かい合う視点をいろんな人が持ち得たら素敵だ。
そして、それは決して無駄な視点ではないはず。

私なりの視点で『自分の身体との向かい合い方』を
改めてこのブログで伝えていきたいと思います。

『赤い棗の実る頃』として。

ポトリと落ちたまま使われずに踏まれ、朽ちていく赤いなつめ。
なつめの良さを改めていろんな人に知ってもらって、なつめを
あますことなく使い切れるように。

知ることから全ては始まる。

自分の身体や心を心地よく整え、活かしきって
人生を味わいつくしていく、東洋医学の先人の知恵を
すこしずつお伝えしていきたいと思います。  


Posted by なつめや at 21:34Comments(0)つれづれ