2016年11月21日

身体内観と不妊治療

身体内観の話の続きです。

不妊治療をされている方の身体内観、観察を
する機会が立て続けにありました。

体外受精などをする時は排卵誘発剤などを
使うのが一般的です。誘発剤を使うことできる卵子が
多く採卵する時もかなりの卵子を採卵する方もいます。
ただ数が多くてもその後、受精、胚盤胞まですすみ凍結
できる受精卵は数が半分〜4分の1と様々です。
が、採卵できた卵子の全てが凍結まではいきません。
未成熟の小さな卵子も採卵されます。

毎月1〜3つくらい成熟して排卵してくるのを
10数個採卵する方もいます。
それが、卵子に相当の負担をかけることを
想像したことはみなさんありますか?

毎月の個数よりも倍近くの卵子を作り出す
卵巣はすんごく頑張ってくれた。
それを少し休めてあげるといいんじゃないかな〜、と
思うのですが、すかさず、ホルモン剤を使って
受精卵を移植していくケースが多いです。
卵巣を休める間も無く子宮をホルモン剤で
活発にさせていく。

時々私は、不妊治療している方に今月は
身体が疲れているようだからもう少し休ませた方が
いいよ、とアドバイスします。
基礎体温を見ていれば高温期が持ち上がって来ないのに
ホルモン剤で高温期を作り出せたとしても
もともとの自分の身体の反応が弱いと
うまく着床できるかどうかわかりません。
逆に高温期が割と安定している方はこのまま移植も
大丈夫かも、というお話もします。

みなさん時間のことを気にしてしまいますよね。
それはよーーーーーく、気持ちとしてはわかる。
でもね、やっぱり身体の中の状態を少し想像してもらいたいなって
思うんです。

最近なつめやお客様は自然排卵の採卵を選んで行く方が
増えてきて、感想を聞くと、薬を使っている時より身体が楽、
ということでした。

そして、一旦移植したら、妊娠するかどうか
不安な日々を送る方も多いですが、
赤ちゃんにおっぱいをあげるかのような
母のエネルギーをずっとお腹を意識して
お腹の中の小さな存在を温かなエネルギーで
育てて欲しいと思います。
お腹の中を想像し、エネルギーを注いでいく。

不安感ではなくお腹には温かなエネルギーを
伝えていってください☆

身体内観して、自分の身体をいたわり
ケアしたり、褒めたり、休めてあげたり。

今宵のなつめやはちょいと身体の気血が不足気味。
これにて早めに休むとします☆


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Posted by なつめや at 22:40│Comments(0)つれづれ
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