2017年02月27日
食べ物のエネルギーと穀蔵パン
お江戸修行は毎回新たな学びがありますが、
今回もメカラウロコの学びがありました。
健忘録的に。
ご飯も食べているし、肉だって食べているのに
なぜ『血虚』という状態になってしまうのだろう、
と思う方々がたくさんいます。
私も、あまり肉・魚は得意ではありませんが
それでも食べるときは食べる。
けれど、生理前などは血虚の症状で
夢をよく見たり、喘息っぽい感じになったり
頭痛がしやすくなったりと、あまり絶好調とは言い難い
体調になることがあります。
前よりはだいぶ良いですが。
食べるだけでは栄養にはならず、脾胃の食べたものを
受け止める力がないと食べたものを栄養として
吸収できない、というのは東洋医学の基本です。
脾胃もそこそこ力があってもなぜ、『血』不足に
なるのか?
という問いに先生は
その食べたものを脾胃で吸収するという段階は
外吸収です、と。
そこからさらに細胞に栄養が行き渡っているかどうかは
内吸収の問題ですと、おっしゃっていました。
内吸収は脾胃で受け止めた食べ物をさらに細かくして
吸収されやすい栄養として細胞に分配していく、という
段階になります。
その内吸収を高めるためには?の問いに
『食べているという実感が必要』ということです。
食べながら本を読んだり話をしたり、
音楽を聴いたりと食べながら別のことを同時にしていると
『食べている』という行為に集中できず
食べているもののエネルギーを感じることはできません。
私も大概、新聞を読みながら朝ごはんを食べ、
昼は手早くぱぱっとおにぎりを食べ
夜もぱぱっと食べてしまう。
うーん、じっくり食物のエネルギーを
感じるというよりは単純においしいな〜と食べているか
とりあえず、食べておこう、みたいな感じでした。
脾胃もそこそこ動いているし、もちろん美味しいなと食べていれば
オッケーみたいについ浅はかに考えがちでした。
そこで、新聞も読まない、
お昼も時間をかけて米の一粒を感じるようにと
1回1回、食べているものに意識を傾けてみると
あれ?と、おもうことがありました。
こんなに、染み渡る感じしていたっけ?と。
水も、体に染み込んでいくようにイメージしながら飲んでいると
本当に体がみずみずしく、すっきりしてくる。
水が美味しいし、冷たくても冷える感じがない・・・。
冷たい水は冷えると思い込んでしまっていたのかもしれない・・・。
そして、さらに言うなら不思議なことに
作っている人のエネルギーというか
作り手の感触が食べ物から伝わって来る・・・。
今日は注文した上田の穀蔵さんのパンが届いたので
じっくり味わってみたんです。
作っているおじさんの優しさとか、スタッフの皆さんの
ウキッとした感じとか伝わってきて
食べているとすごく満たされて、こういう風に
パンを味わって、新たな発見と喜びがありました。
作り手のエネルギーを感じれるパン。
じんわり美味しい。
シンプルなものほどそういうことが伝わって来るなと思うと
じっくり食べるのが楽しくなります。
以前、気功の宋先生がペンを持つだけでその持ち主の
エネルギーを感じて、どんな体調で、どんな嗜好で
どういう家族か、までわかると言い、実際にそれを
やってくださったのですが、食べ物からなら
なんとなくわかるかも!と思いました。
エネルギー(気)というのは理屈で感じるのではなく
そのままをただ、感じるだけ。
食べ物のエネルギーを体に取り込みたいなら
じっくり食べ物を味わう。
単純なことなのに、私たちは単純なものほど
本当?と疑ってしまうことがあります。
理屈や説明のつくことを信じてしまいがちだけれど
自分の感覚を信じることが大切だと思います。
これは冷えるとか、温めるとか薬膳でも考えやすいですが、
そういうことを抜きにして食材のエネルギーを感じてみようと
思っています。
水が冷えるのか冷えないのかは自分の体と向かい合う中でもう少し
検証して行ってみよう☆
まずは、食事をただ味わうだけでなく
素材の持つエネルギーを味わうようにゆっくり
食べて食休みしましょう☆
今回もメカラウロコの学びがありました。
健忘録的に。
ご飯も食べているし、肉だって食べているのに
なぜ『血虚』という状態になってしまうのだろう、
と思う方々がたくさんいます。
私も、あまり肉・魚は得意ではありませんが
それでも食べるときは食べる。
けれど、生理前などは血虚の症状で
夢をよく見たり、喘息っぽい感じになったり
頭痛がしやすくなったりと、あまり絶好調とは言い難い
体調になることがあります。
前よりはだいぶ良いですが。
食べるだけでは栄養にはならず、脾胃の食べたものを
受け止める力がないと食べたものを栄養として
吸収できない、というのは東洋医学の基本です。
脾胃もそこそこ力があってもなぜ、『血』不足に
なるのか?
という問いに先生は
その食べたものを脾胃で吸収するという段階は
外吸収です、と。
そこからさらに細胞に栄養が行き渡っているかどうかは
内吸収の問題ですと、おっしゃっていました。
内吸収は脾胃で受け止めた食べ物をさらに細かくして
吸収されやすい栄養として細胞に分配していく、という
段階になります。
その内吸収を高めるためには?の問いに
『食べているという実感が必要』ということです。
食べながら本を読んだり話をしたり、
音楽を聴いたりと食べながら別のことを同時にしていると
『食べている』という行為に集中できず
食べているもののエネルギーを感じることはできません。
私も大概、新聞を読みながら朝ごはんを食べ、
昼は手早くぱぱっとおにぎりを食べ
夜もぱぱっと食べてしまう。
うーん、じっくり食物のエネルギーを
感じるというよりは単純においしいな〜と食べているか
とりあえず、食べておこう、みたいな感じでした。
脾胃もそこそこ動いているし、もちろん美味しいなと食べていれば
オッケーみたいについ浅はかに考えがちでした。
そこで、新聞も読まない、
お昼も時間をかけて米の一粒を感じるようにと
1回1回、食べているものに意識を傾けてみると
あれ?と、おもうことがありました。
こんなに、染み渡る感じしていたっけ?と。
水も、体に染み込んでいくようにイメージしながら飲んでいると
本当に体がみずみずしく、すっきりしてくる。
水が美味しいし、冷たくても冷える感じがない・・・。
冷たい水は冷えると思い込んでしまっていたのかもしれない・・・。
そして、さらに言うなら不思議なことに
作っている人のエネルギーというか
作り手の感触が食べ物から伝わって来る・・・。
今日は注文した上田の穀蔵さんのパンが届いたので
じっくり味わってみたんです。
作っているおじさんの優しさとか、スタッフの皆さんの
ウキッとした感じとか伝わってきて
食べているとすごく満たされて、こういう風に
パンを味わって、新たな発見と喜びがありました。
作り手のエネルギーを感じれるパン。
じんわり美味しい。
シンプルなものほどそういうことが伝わって来るなと思うと
じっくり食べるのが楽しくなります。
以前、気功の宋先生がペンを持つだけでその持ち主の
エネルギーを感じて、どんな体調で、どんな嗜好で
どういう家族か、までわかると言い、実際にそれを
やってくださったのですが、食べ物からなら
なんとなくわかるかも!と思いました。
エネルギー(気)というのは理屈で感じるのではなく
そのままをただ、感じるだけ。
食べ物のエネルギーを体に取り込みたいなら
じっくり食べ物を味わう。
単純なことなのに、私たちは単純なものほど
本当?と疑ってしまうことがあります。
理屈や説明のつくことを信じてしまいがちだけれど
自分の感覚を信じることが大切だと思います。
これは冷えるとか、温めるとか薬膳でも考えやすいですが、
そういうことを抜きにして食材のエネルギーを感じてみようと
思っています。
水が冷えるのか冷えないのかは自分の体と向かい合う中でもう少し
検証して行ってみよう☆
まずは、食事をただ味わうだけでなく
素材の持つエネルギーを味わうようにゆっくり
食べて食休みしましょう☆
Posted by なつめや at 22:02│Comments(0)
│つれづれ
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