2014年02月27日

カネマツさん春の薬膳

昨夜は松代カネマツ倶楽部さんでの薬膳講座でした。
1年とおして講座を受けてこられた方々の
最終試験的(?)な講座として、一人一人の3日分の
食事内容(おやつを含めて)を書いていただき、
それに対し、その人の体質的な点や季節的な
改善点をみんなで考えていく、という内容でした。
これが、かなり興味深い内容であっという間に
時間が過ぎていました。
9人分見ていくと、お互いにこんなメニューを見習うといいな、とか
こんな風にしたらいいんじゃない?など
いろいろな話ができて楽しい時間でした。

最近なつめやでも食事チェックをすることが増えてきました。
食事によって体は作られるので、その内容が気になるところです。

さて、4月からは昼の時間帯に新しい基礎コースが始まります。
こちらは2か月で1レッスンとなり、1か月は講座、次の月は
実際にカネマツさんの野菜を使って調理、となります。
また、今年も黒豆の味噌作りも計画中です。

夜の部の方々はそのまま、夜に集合して薬膳弁当や
献立作りをすることになります。

昼と夜の講座となり、なつめやも張り切っていきます!!

さて、今回のお弁当は春の五臓『肝』の働きを助けるために
解毒や気血の巡りを意識したお弁当です。
1、せりごはん
2、長芋のトロトロ味噌汁
3、春色ソテー
4、香る白和え
5、ほっと豆乳あん
6、ゴボウ団子

解毒にはゴボウや小豆、昆布などの海産物を使いますが、
今回のゴボウ団子の案には小豆と昆布で炊いたものに
していただきました。これがなかなか、香りが良くて
春のヨモギ団子にもよさそうですよ~。

  


Posted by なつめや at 22:15Comments(0)

2014年02月24日

どんな種をまくか

自分がどんな種をまいているのか?
『不安』という名の種
『不満』という名の種
『満足』という名の種
色んな種がある。
つねに『不安』という名の種をまいていると『不安』という名の
種しか手元に残らなくなってしまう。
ならばなるべく幸せに近づけれるような種まきをしたらよいのだと
思う。自分が常に不満や不安を意識してしまうなら
そこから意識を外すことをした方が良い。そして、できるだけ
プラスの言葉を使うようにした方が良い。

いろんな方がなつめやに来て、いろんな話をするけれど
はじめは不安や現状に不満の人も少しずつ自分の
意識の持ち方に変化が表れてくる。
その時期を焦ってはならないのだとも思います。

種まきの時期を見逃さず、
できるだけ質の良い種をまきたいものです。  


Posted by なつめや at 22:25Comments(0)

2014年02月23日

上手な発散

大雪が降ったと思ったら
このところポカポカ陽気になりました。
何となく厳しい寒さがゆるんで、体が春に向けて準備
し始めている人も見かけます。
身体は非常に正直。
春は冬にため込んだものをうまく発散・解毒しておくことで
動きが伸びやかになる、とも言われています。

『発散・解毒』というのがうまくできていないと
身体の内側から出ようとする症状として
肌荒れ・めまい・頭痛・不眠・イライラ・等が
起こることがあります。
上手な発散・・・たとえば運動や入浴などで汗をかく
というのは『気』も発散できるし、体内にたまった老廃物を
汗から解毒することにもなります。

寒くて家の中でじっとしていると『気』の流れも
滞りますし、寒さで毛穴が閉じているため、汗をかかないとなると
体内の解毒はお通じと排尿によるものになります。
体の表面から汗で解毒するのは広範囲に及ぶことになりますし
皮膚の新陳代謝も高まり、肌荒れが起こりやすい春には
発汗は大切な解毒法の一つです。

ということで、そろそろ皆様、外で体を動かしましょ~
  


Posted by なつめや at 22:10Comments(0)

2014年02月19日

イラブ―汁

今回、沖縄ではバタバタっと過ごしていたので
美味しいものを食べた記憶がほとんどないのですが
一番インパクトが残っているのが
しょっぱなに食べた『イラブー汁』。
ウミヘビを煮込んだスープで、一度は食べてみたいと
思っていたもの。
ホテルの近くの居酒屋が意外に美味しいものを出してくれるので
ならばと、『イラブー汁』を注文してみました。


黒いのが蛇ですが、食べてみると臭みもなく
皮のところが何となくプルッとしていて、思っていた以上に
抵抗なく食べれました。
けれど、骨が多い!そしてその骨の硬いこと!
あのウミヘビは何を食べてあんなに丈夫な骨なんだろう?
などと考えると、きっと海の中の魚や海藻やいろいろ
カルシウムを多く含んだものを食べているんだろうな。
なので、ウミヘビが滋養強壮の食べ物だっていうのも
骨の硬さから納得しました。

その土地ならではの『薬膳』を食べるのが
旅の楽しみの一つでもあります。
  


Posted by なつめや at 21:11Comments(0)

2014年02月17日

青い海 灰色の空 白い世界

朝はバタバタと那覇空港へ早めに向かい
何とか早い便で帰れないものかとJ●Lさんに頼み込んだ。
『長野から来ていて・・・』というと少し経ってから
カウンターの方が今回は特別の事情ですからと、
早い時間の便に変更してくれた。

ホテルを出る時にみた青い海に入れなかったことは
とても残念だけれど、青い空と碧い海を見れただけで
十分に幸せな時間だった。

さて、早いとこ長野に帰って『なつめや』の状況を
確認しないことには気持ちが落ち着きません。

東京の空は霞んでいて
遠くに富士山が見えるのが、天空の城ラピュタか?と思うほどに
唐突に真っ白な山頂だけがわずかに見えた。
東京に近づくにつれどんどん霞んでいくし、
羽田周辺のコンビナートから出てくる白い煙を見ると
『帰ってきちゃったな~』という気持ちとは別の
何とも言えない気持ちが生じる。
本土に『帰ってきた』というより、
『こちらの世界に帰ってきた』という感覚。

東京はあまりにも物質的で、俗世界過ぎる。
沖縄の気持ちいいところからこのギャップはかなりのもの。

モノレールに急いで乗り込み
『あさま』に乗り込むまで気が気でない。

沖縄ではほとんど長野の情報は入ってこないし
手がかりはFBのみ。知り合いが色々な状況をアップするたびに
『どうなってんだ?』『新幹線は大丈夫?』と不安が大きくなる。
とにかく帰るしかない。
今朝も新幹線がまだ通っていなかったので
『あさま』に無事乗って長野に着かないことには。

『あさま』に乗り込むと景色がだんだん白くなっていって
軽井沢付近は『すごいな~、あんなに屋根に積もっているよ…』
と状況が楽観的ではないことに身が引き締まり
長野に着いたら『雪かきだ~』と心の中で思っていました。

長野に着くなり『なつめや』へいくと
思ってたとおり、駐車場前は除雪車が除雪した雪が高く積まれ
駐車場は真っ白。
さて・・・、と雪かきをはじめ計画的にザクザクやっていると
昨日のマラソンを思い出した。
途方もない坂、途方もない雪。
でも地味にコツコツやっていれば何とかクリアできる。
私は意外とコツコツが得意なようです。
三人で約2時間雪かきをし終えて、何と体を動かした
2日間だっただろうと思ったら、私はまだまだ40歳としては
いけてる40歳なんではないかと思ったりして。

義母が『今回の雪はね~、うっすらと青白くてきれいなのよ~』
と言いながら雪かきを手伝ってくれた。
義母のこういう感覚は好きです。時々ここで一句、となります。

碧い海 灰色コンビナート 白い世界

色々な景色を今日1日でみて
碧い海と白い世界は真逆だけど
同じ世界にあるのだと思った。
だから私は沖縄も長野もどちらも同じように好きであります。


  


Posted by なつめや at 20:30Comments(0)

2014年02月16日

完走

なつめやは、長野が大雪で大変な時だというのに、
マラソン大会で留守にしています。
金曜日、午前中に降りはじめた雪がもはや、こんなに
大雪になろうとは...。
早めに空港へ向かい飛行機の時間を早めたので、ギリギリ
出発できました。
(このあとの便から欠航)
こういうとき、何となく素直に喜べないですね。
でも、まぁ、なんのお助けか大会に出れるわけで、
これは力の限り走らないかん、とかなり気合い入れて
スタートに立ちました。

この大会は、かなりコースのアップダウンがきつく
25km過ぎからの坂!坂!坂!にはホントに
めまいがしそうでした。

しかーし、このコースのおもしろいのは
30kmから嘉手納基地の中を走ります。
応援がいきなり英語になり、軍人さんも車から
応援してます。女性の軍人さんもいました。
かなり、ゴツいです。

そこからが正念場。
ナツメや前の坂以上にきつい坂が1km以上続く坂の
アップダウンがゴールまで何回もあり、
くじけるというより、どうやっつけるかしか
頭にありませんでした。

色々なきつい局面ははじめの方は戸惑い、くじけそうな気持ちになるかもしれませんが、それが何回も起きると
どう、やっつけるか?みたいな思考になるので
オモシロイものです。

最後、無事完走し、去年果たせなかったゴールが
やっとできたうれしさはこれで、一応の区切りがついた、
という気持ちと、さて、これからまたスタートだな、
という気持ちが湧いてきました。

なつめやは火曜日から営業です。
帰ったら、硬い雪をやっつけます!







  


Posted by なつめや at 17:51Comments(0)

2014年02月13日

臨時休業のお知らせ

なつめやは明日の12時~17日まで勝手ながら臨時休業を
いただきます。
40歳記念ランニングに出かけてくるのですが、
完走・・・最後は歩いてしまうかもしれませんが
とにかくゴールを目指して頑張りたいと思います。

紆余曲折2回の事故に遭いながら、やっと色んな意味で
ゴールにたどり着ける。
楽しみです。

大会の様子はまた、写真などでアップしますので
興味がありましたら、ご拝読くださいませ~。


  


Posted by なつめや at 22:25Comments(0)

2014年02月08日

中庸

東洋医学の基本には陰陽、五行などがありますが
それらがバランスよく、偏りのない『中庸』の状態が
健康である、といっても良いかと思います。

『中庸(ちゅうよう)』というのは一体どう意味か?
wikipediaによりますと

「中庸」の「中」とは、偏らない、しかし、決して過不及の中間を
とりさえすればよいという意味ではない。
よく、中途半端や50対50の真ん中と勘違いされている。
中間、平均値、足して2で割るというものではない。
常に、その時々の物事を判断する上でどちらにも偏らず、かつ平凡な感覚でも理解できるものである。

中庸の徳を常に発揮することは聖人でも難しい半面、学問をした
人間にしか発揮できないものではなく、誰にでも発揮することの
出来るものでもある。恒常的にいつも発揮することが、難しい
ことから、中庸は儒教の倫理学的な側面における行為の基準をなす
最高概念であるとされる。

ここで私が大切だと思うのは『偏らない』ということです。
自分の思考というのは自分の好みや偏見などにより
容易に偏りやすい一面を持っているように思います。
 
たとえば、食事。
偏らずに肉も魚も野菜も食べた方が良いというのは
一般的にはよく言われています。
けれども、どういうわけか『肉は食べません』という方が
なかなか多く、体質をカウンセリングしていると
肉を食べた方がいいんじゃないですかね、と思うことがあります。
なぜ、肉は食べないのかを聞いてみると
体が軽いし、浄化されない、と言う方もいます。
では何が浄化で何が不浄なのでしょう?
かなりミニマムな考え方のような気がするのです。
もっと広く食べ物、動物、自然、という関係の中で
人間というもののちっぽけな存在が生き延びていくには
色んな命を頂いて生かさせてもらっている、という謙虚さが
つまりは『中庸』につながると思うのです。

何でも『過ぎる』ことをせず腹八分目でいる。
そしてなるべく、それが
自然に近いものを選択していく、というのが『なつめや』の
考える中庸です。

肉や魚は飼料で育てられたものが多いですが、なるべく
その飼料がケミカルなものを含んでいないようなものを
選ぶとか、野菜も組み換え遺伝子でないものを選ぶとか、
塩・砂糖なども天然のものを使うとか、
もともと自然に近いものを選んでいく、そしてそれを
自分の体の感覚で『過ぎない』ほどに摂取していく。

頭で考えすぎない。

体の感覚を大切にして、ありがたく食事を頂く。
ただそれだけの単純なことが
なかなかムズカシイデスネ。
『中庸』って。




  


Posted by なつめや at 20:08Comments(0)

2014年02月03日

節目

本日40歳となりました。
昨日と自分を取り巻く環境は何一つ変わりないけれど
朝のすがすがしさは、神様がくれたプレゼントだな、と
思いました。
2月3日はどうやっても雪だったり、子供の頃は長野特有の
『寒中休み』のせいであまり楽しくない誕生日だったような
記憶があります。
それが、本日はスカッと青空。
うれしいものです。

気がつけば20代になっていて、手当たり次第興味のあることを
やっていて、無鉄砲で今から思うとやんちゃな時代。

そして30代はその無鉄砲にやっていた中から自分が続けていく
、そして自分が自分らしくあるための道を見出した時代。

こうやってサクッと書いてしまっているけれど、結構、大変だった。
苦しいこともあったし、常に葛藤や苛立ちがあった中から
自分がどうありたいのかを考え続けた。
色々な苦い経験は、今から思うとそれは糧になっている。
『人生に無駄なことは何一つとしてない』というのは本当だと思う。

40代は自分が学び培ってきたことをさらにいろいろな人たちと
分かち合い、広げていけたらな、と思っています。

こうやって自分の歩いてきた道をちょっと振り返る。
そして、また気持ちを新たに歩き出す、そんな節目の
40歳の誕生日に感謝します。

  


Posted by なつめや at 23:13Comments(0)

2014年02月02日

ゆるみと緊張

身体が緊張するといわゆる交感神経が優位になり
血管が収縮する、というのは西洋医学的な
観点からヒトの体を説明しています。
交感神経というのは闘争する時に出てくるような
興奮性の神経の働き方になりますから
身体は緊張しますし、硬くもなります。

その反対にリラックスしているときは副交感神経が働き
血管も緩み、食欲も増します。

今の時代、ストレスが至る所にあり、
ストレスをストレスとも感じていないんでは?と思うほど
感覚がマヒしていることもあるのだろうと
思います。

女性は特に子宮と交感神経の働きがとても密接に関わっており
交感神経が優位になるような、つまり、ストレスがかかり
緊張が続くような状態では子宮が収縮しやすく
なってしまい、それは筋腫や内膜症、さらには不妊にまで
影響を及ぼしているんではないかと、最近とても感じております。

女性にはゆるっとしたリラックスの時間がとても大切だと
とーっても思うんであります。




  


Posted by なつめや at 21:47Comments(0)