2016年07月02日

五感と音

最近、普段は耳にしないような音を
耳にしたり、体験する機会があり
音というものと自分の感覚の共鳴のようなものを体感しています。

今まで、音楽は好きだったけれどそれは
通常一般によく耳にするものだったり、
このブログを読んでくださっている方ではご存知かもしれませんが
私は「嵐」のファンだったので、音楽を楽しむという
ことがメインだったように思います。

確かにライブは楽しいしスッキリするけれど
こないだ体験したシンギングボールや
たまたま縁があって雅楽を間近で耳にした時の
感覚は全く違うもので、自分の中にある何かが
共鳴して振動している感じです。

去年の秋に別所で主催した「音ヨガ」も
横笛(バンスリ)とピアノとヨガのコラボでしたが
音によって自分の心に溜めていたものが
ふわぁっと浮き上がって、どーっと泣いてしまうという
本来の私なら決してない状況になりました。

音は心を揺さぶるなぁ。

雅楽というものをそれほど良く知らずに
間近で聴けるなんてラッキー☆くらいな感じだったのが
実際に聴くと「神様にささげる音楽なんだな〜」と
感じましたし、シンプルな楽器が多いのに
それが和音になって倍音のように自分の頭を
すっぽり覆ってしまう。
突き抜け感がすごい。
笙の音なんて光を放っているんじゃないかと
凝視してしまいました。

洋楽のような激しい動きが全くないのに
頭に共鳴する振動と心に残る音は素晴らしい。
篳篥を少しだけ体験させていただいたんですけども、
音を出すのにめっちゃ腹筋がいるし、
息が続かない・・・。
小さくシンプルな楽器がとんでもなくハードルが高い・・・。
でも吹けるようになったらきっと、気持ちいいんだろうな。

生活音も心をほっとさせてくれる時がある。
逆に、耳障りで聞きたくない音もある。
暴力的な音はやはり精神的に荒れそうな気がしますし、
平和な心を落ち着けてくれる音が今は心地が良い。
なつめやも、いつからか音を消しました。
普通お店って何か音楽を鳴らしますが、
車の音やバイクの音、いろんな音が混じると
集中できない、っていうのが大きな理由です。

不協和音っていうのは心を乱す、というのを実感します。

五感を磨く修行が今年のテーマのような気がしてきました。
さてさて、私はどこへ向かうのか。

もちろん漢方の探究も続きます。
最近は陰陽五行の勉強を深めていますが、
行き着く先は安倍晴明でしょうか(笑)

それは冗談ですが、北京中医薬大学に戻り
やはり中医の学びの奥深さや面白さを再発見です。
8月は特別講座も続きますので7月8月の土日は
お休みが多くなってしまい、ご迷惑をおかけしますが
その分パワーアップしてきます☆

ご縁に感謝です☆  


Posted by なつめや at 23:04Comments(0)つれづれ