2013年11月12日
産地
漢方薬の中に入っている一つ一つの生薬は
木の根っこや幹の皮や、実、葉、花、いろんな部位を
使用しています。その生薬も産地によってだいぶ
個性が違い、やはり、『産地』というものにこだわるのは
大切なことだな、と最近すごく思っています。
以前、とても香りが良くて気に入っていた『陳皮』は
『蓬莱陳皮(ほうらいちんぴ)』というものでしたが、
これが農家さんの採算と合わず製造中止になってしまい、
とても残念な気持ちになりました。
今は使っているのは日本産の陳皮ですが
やっぱり、香りは蓬莱が抜群。
また、当帰・芍薬なども北海道や奈良、長野でも
作られていますが『大和(やまと)』のものにこだわるとすると
奈良県産のものが良いなと思い、取り寄せてみました。
さてさて、どんな違いが出ますことか楽しみです。
以前、大手の漢方メーカーの生薬栽培講習会に
出たことがあるのですが、生薬栽培では農薬をできるかぎり
少なくしなくてはなりませんし、使う農薬も制限されています。
そして、例えば『当帰』(とうき)は『当帰』という花が咲く
植物の花が咲く前に花を切り落として栄養分を根っこに
ためさせること3年、その根っこを掘り起こしてきれいに洗い
裁断して出荷するわけですが、連作ができない、という
通常の野菜以上のめんどうさがあります。
また、肥糧とかがまかれた土地よりも、
山間地で休耕田となっていたようなところが良いらしく
生薬栽培は本当に大変です。
中国での栽培品が多いのですが、日本産の方が良いものは
やはり日本産でそろえたいな、と思います。
日本の農家さん、頑張って作ってほしいな~。
木の根っこや幹の皮や、実、葉、花、いろんな部位を
使用しています。その生薬も産地によってだいぶ
個性が違い、やはり、『産地』というものにこだわるのは
大切なことだな、と最近すごく思っています。
以前、とても香りが良くて気に入っていた『陳皮』は
『蓬莱陳皮(ほうらいちんぴ)』というものでしたが、
これが農家さんの採算と合わず製造中止になってしまい、
とても残念な気持ちになりました。
今は使っているのは日本産の陳皮ですが
やっぱり、香りは蓬莱が抜群。
また、当帰・芍薬なども北海道や奈良、長野でも
作られていますが『大和(やまと)』のものにこだわるとすると
奈良県産のものが良いなと思い、取り寄せてみました。
さてさて、どんな違いが出ますことか楽しみです。
以前、大手の漢方メーカーの生薬栽培講習会に
出たことがあるのですが、生薬栽培では農薬をできるかぎり
少なくしなくてはなりませんし、使う農薬も制限されています。
そして、例えば『当帰』(とうき)は『当帰』という花が咲く
植物の花が咲く前に花を切り落として栄養分を根っこに
ためさせること3年、その根っこを掘り起こしてきれいに洗い
裁断して出荷するわけですが、連作ができない、という
通常の野菜以上のめんどうさがあります。
また、肥糧とかがまかれた土地よりも、
山間地で休耕田となっていたようなところが良いらしく
生薬栽培は本当に大変です。
中国での栽培品が多いのですが、日本産の方が良いものは
やはり日本産でそろえたいな、と思います。
日本の農家さん、頑張って作ってほしいな~。
Posted by なつめや at
22:19
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