2013年11月09日

上熱下寒

寒くなってきて、身体全身が冷えて仕方ない、
という人もちらほらいますけれど、圧倒的に多いのが
上は熱証、下は冷える寒証の人たち。

下が冷えて足先は寒いのに顔がほてるタイプ。
全身冷えて仕方がない、というのはそもそも
腎の陽気がとても弱っている状態。こういう時は
鹿肉やクルミ・クリが良いのですけれども。

が、上に熱があって下が冷えているタイプだと
血流が滞っている状態が強いので活血(かっけつ)という
方法をとるようになります。
寒いからと冷え取りソックスをはくより、運動した方が
良いのではないかと思うような、そして、ニンニクやショウガ、
唐辛子をたんまり食べればいいってもんではない状態です。
体に熱源があるのにそれがうまくめぐっていない。
熱源があるところへ熱源の強いものをいれれば
それは過剰な熱となり、胃のむかつきや
イライラ、ほてり感が強くなると言った熱証が目立つように
なってしまいます。
運動やマッサージ、ストレッチなどでうまく巡らせるのがいい。
食べ物だと、なにがよいかといえば
黒酢・黒糖・黒豆・青梗菜・さんざし等が使いやすいところ。

寒い、寒いと縮こまっているともっと冷えちゃいますよ!
適度に体を動かしていきましょ~

なつめやは明日はお休みをします。
  


Posted by なつめや at 22:39Comments(0)