2017年05月11日

自分を知る

『自分を知る』という当たり前と言えば当たり前ですが、
なかなかこれができないので体調を崩す方が多いのも事実。

私も知らないうちにかなりの疲れを溜めてしまって
ショートすることが時々あります。

楽しいことは基本的には心が楽しいので
疲れを感じにくいものです。

しかし、ストレスというのはどうでしょう?

『我慢』というものが日本人の美徳とされますが・・・

自分がストレスをためていることもわかっていなかったり
肩こりすら感覚が無くなって麻痺している人もいる。
客観的に体調を聞いていて、それで具合悪くないの?
と聞けば悪いことは悪いが我慢出来る、っていう人もいる。

わからん・・・。

調子が悪いのを改善したくて来ているのに、我慢出来るとか
言って『それって私から見たら黄色信号だよ』って言っても
大丈夫、っていう人もいる。

黄色で止まれば事故にならないのに。
無理して進んで運が良ければ、渡れるを繰り返す。
自分は運がいい、自分は大丈夫、と
自分を見ないで言い続ける。

なんで、自分から視線を外してしまうのでしょう?

周りを見ているからこそ自分の状態に気がつけない。

一人の女性が
『頑張らないといけないと思っていた』と言いました。

私は
『頑張って得たものは?心地よさはあった?』と。

頑張らなくちゃいけない、という自分のコンプレックスに気づけた彼女。
自分のキャパを知って、自分にできることをしたらいい。
周りと同じようにやろうとして周りに合わせていても
それはその人がやってくれるから、自分ができることを
やったらいいんだよと伝えました。

体調が回復したら少しずつ自分のペースを作って
自分が心地よい状況で力を伸ばしていけばいい。

かたや、体の状態は黄色信号が点滅し、
もうギリギリじゃないのか?と心配になる彼女は
『まだ大丈夫』と言い、自分の体への意識を外してしまった。

自分を知るということは簡単なようで難しいのかもしれないし、
簡単かもしれない。

自分が幸せをそこに感じているか?というシンプルな基準

周りと合わせることで幸せを感じているのと
合わせることで苦しくなっているのは
同じ周りに合わせるでも
自分の心の感じ方は違う。

苦しいのは初めのうちに感じやすく、
段々麻痺していく。

痛みもそうでしょ。
毎日、頭痛がひどいと
ちょっとの痛みでは大丈夫になっちゃう。

自分を知るということは、自分の人生を自分の軸に合わせるのか
周りに合わせるのか、どちらも学びが多いですが
できれば自分の中の光を輝かせていただきたいものだと
心から願うのです。  


Posted by なつめや at 21:56Comments(0)つれづれ