2013年05月27日

心と体の歪み

人の身体というのは左右が全く同じである、ということは
ほぼありえない。
どちらかに傾いていることが多い。
女性なら、骨盤のゆがみ、とかが気になるところであるが、
顔に先ず現れていることが多いなぁと、最近、色んな顔を
観察していて思いました。
特にストレスが多かったり、緊張が強い状況にいる人たちの顔は
確実に左右がずれている。
そして、顎がかなり発達している。
緊張やストレスでで歯を食いしばったり、夜の歯ぎしりに
なったりすることで顎が『こって』しまう。
顎が『こって』しまうと首も凝る。

かくいうなつめやも、先々週の首の痛みが強かったとき
歯ぎしりをしていたせいか、顎がパンパンにはっていて
鍼のエムさんに驚かれた。
何がストレスというわけではないけれど、事故後、まとまった
休みを取らずにいたのでGWに休みを取った後に
そのツケが回ったためと思う。事故というストレス。
走っている人を見るたびにうらやましく思ったり、
チョッとした動作がしずらい。
話を聞くときもうなずいてはいけない・・・とか。
小っちゃい問題が事故をきっかけに体にのしかかった。
他人には、そんなことで、と思うことでも本人にとっては
大した問題でストレスになっていることは多い。
日常の仕事・家庭・交友関係・・・さまざまな局面で感じるストレス。
ストレスフリーの生活なんてないし、ちょっとしたストレスは
人に活気を与えるきっかけになることすらある。


けれど、ストレスの積み重ねは心を硬くさせ、
気血の巡りを滞らせ身体のねじれを生じさせていてしまう原因となりうることも確か。

身体のねじれから生じる痛み、コリを和らげようと
漢方を作る時、その奥の心の状態に
焦点を合わせる。
気の流れを見て、血の流れを整える。

ご本人が心の状態をどう自覚し、向かい合うのかは
それはご本人次第。
私はそれを見守り、応援したいと思っている。


  


Posted by なつめや at 20:15Comments(0)つれづれ