2017年04月19日

手間と薬膳

本日は松代かねまつ倶楽部さんの
薬膳講座でした。
初めて薬膳を学ぶ方が多く、
『薬膳とは?』ということからのスタートです。

時短とか、手間いらず、とか
できるだけ簡単に食事を作ろう、
という言葉でぱぱっと食事を作る、
というのは忙しい女性にとっては
当たり前じゃない、という言葉かもしれない。

しかし、私はあえて『手間』というものを
大切にしたいなと思っています。
こるは、何も時間をかけて
料理をしてくださいってことじゃない。

短時間で作る、ということでも
ご飯をつくる手の間の力エネルギーについて
のことなんです。

食材を調理する間にも伝わって、
『めんどくさいな』と思ってつくれば
『めんどくさい』食事になるだろうし、
『家族に喜んでもらいたいな』とか
『元気になってもらいたいな』と
思って作ったごはんは
『喜ばれるご飯』だったり、
『元気になるご飯』になったりするんじゃないかとおもっています。

たとえ時短料理でも
作る人の心持ちが手の間から伝わるのなら
その心持ちを大切にしていただきたいなと
思います。

氣というものを中心に
季節や体調などを考えて
食材のエネルギーを
身体に負担なく吸収しやすいご飯、
というものを女性たちが学んで
家庭で実践してもらう。
そうして、家族が健康でいられるような
ご飯作りに薬膳を活用してもらいたいと
思います。

春は解毒、というけれど
人によってはその解毒というか
デトックスが負担になってしまう人もいる。
特に気温差が激しいときは
身体が疲れをためて胃腸の働きが
弱っていることもあります。

情報に振り回されないように
自然と自分のからだの調和を
考えていくためにも、薬膳、
東洋医学の知恵は役立ちますね。

かねまつさんのお弁当は
いつ食べても優しいお母さんの味がして
安心するんですよね。
やさしい手の間のエネルギーを感じます。



胃腸の働きを助ける甘味は
野菜や雑穀で取り入れ、
香りの食材でエネルギーの流れをつくる。

手間と薬膳



たかきびとひじきのごはん
独活と牛蒡のかき揚げ 梅塩
グリーンの豆乳味噌汁
セロリの香りマリネ
菜の花のおからチャンプルー
ヨモギ団子の黒豆黒ごまきな粉がけ

そして何よりも胃腸を活発に働かせるには
頭でっかちにならず目の前の食べ物の
エネルギーや香りを感じながら食べる!
これにつきます❇

初めて参加の方も、いろんなお話をしてみると
「氣」や自然と調和していく食事の大切さを感じていただいて
講座終了後はほっこりな気持ちになりました。

ご参加くださった皆さん、かねまつさん、ありがとうございます☆


同じカテゴリー(薬膳)の記事画像
かねまつさんの薬膳講座と夏越大祓
上田アリオさんで薬膳講座
女性の身体と陰陽・食の関わり
Alamさんの春の薬膳講座
薬膳会の持ち寄りランチ
ラズベリータルトとコーヒー
同じカテゴリー(薬膳)の記事
 かねまつさんの薬膳講座と夏越大祓 (2017-06-30 20:59)
 上田アリオさんで薬膳講座 (2017-05-31 21:24)
 女性の身体と陰陽・食の関わり (2017-04-28 20:31)
 Alamさんの春の薬膳講座 (2017-04-15 06:01)
 薬膳会の持ち寄りランチ (2017-03-15 20:41)
 薬膳と気功 (2017-02-20 21:55)

Posted by なつめや at 21:09│Comments(0)薬膳
※会員のみコメントを受け付けております、ログインが必要です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。