2011年12月26日

お屠蘇(おとそ)

先日のずくなしさんの冬至祭で作った屠蘇散について
ご紹介しておきますので、良かったら作ってみてくださいね。

お屠蘇は一年の無病息災を祈願していただく元旦のお酒です。
寒い冬の飲み物なので、体が温まりやすく、風邪予防になるお酒です。

最近ではドラッグストアでも『屠蘇散』として売られるようになりました。
中国の華佗(かだ)という医者がつくったのが元祖と言われていて
沢山の生薬が入りますが、なつめやの屠蘇はシンプルでスーパーで
材料が手に入ります!!自分オリジナルのお屠蘇で一年をスタート
してみるのも面白そうじゃないですか。

一つ一つの材料を味わって美味しいと感じたものは多目に、
まずいと感じたものは少なめに入れてくださいね。

(材料)
1、クローブ
  体を温め痛みを和らげる効果があります。
  胃やお腹、腰などを温めてくれます。

2、山椒(粒)
  体を温める効果は最強。入れすぎないように気を付けましょう。
  しびれるような辛さがあります。

3、みかん(ゆずでもOK)の皮を干したもの
  胃を温めて消化を助けてくれます。
  私は香りを良くした方がすっきりした屠蘇ができるので、これを
  多目に入れます
4、フェンネル(ウイキョウ)
  本来は防風(ぼうふう)という生薬を入れますが、スパイスコーナーで
  そろえることができる代用品としてフェンネルを使います。
  体を温め、痛みを和らげ、消化を助けてくれます。また、
  風邪予防として使用します。

あと、お好みで八角を入れても良いですが、フェンネルとほぼ同じような
働きをしてくれますので、香りのよいフェンネルの方を私はおススメします。

上の材料をお茶パックにティースプーン1杯前後いれてください。
大晦日の晩に2合の日本酒に漬け込んむと元旦の朝にはいただけます。
お好みで、日本酒とみりんを混ぜても良いですよ。

これを、冬至祭で作って試飲したら、みなさん、ぽっかぽっかに
なっていました。体が温まりすぎると発汗して、その後に急激に
冷えてしまいますのでくれぐれも「山椒」はいれすぎないように
してくださいね~




Posted by なつめや at 20:59│Comments(0)
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