2016年03月14日

流れをありのままを見る

昨日は東京にて鍼灸師さんの勉強会に参加してきました。
私は鍼灸師ではないのですが、この勉強会の
考え方が自分が考えるところと相通じる部分が
あるなというのと、以前からなつめやでも
読んでいただいている『不妊大作戦』の著者の
米山先生も参加されているので、昨年末くらいから
勉強会に参加させていただいています。

脈診については私も中医の学校で少し習ってはいますが、
本格的に鍼灸師さんたちと混じって人の脈をみるのは
初めてです。
つい脈を見る時に前のめりになって、目で脈をみようとして
しまうのですが、目をつむって深いところから浅いところまで
脈を診ていくと人それぞれこんなにも違いがあって、
一人の人の中にもこんなに短時間で変化していくんだなぁと
思いました。脉を静かに観ると言う時間というよりも、
ざわざわした中なのでどちらもザワっとして
きっと脉も普段とは違うのだろうと思いますが。

その会の主催である先生が『ありのままを観るんです』と
終始、おっしゃられていて、
じぶんが『◯◯』とい脉をみたら
その脉のほかの脉を感じなくなってしまうでしょう、と。
それを聞きながら、ありのままを観るというのは
難しいことだよ、と心の中でつぶやいていましたが・・・。

漢方では、カウンセリングをしながら
いろんな話を聞きながらどこに問題があるんだろうと
聞いていて、実際1回目ではおおよその輪郭を
を掴んで、そこから少しずつ根っこにある
問題がなんなのかを探るようにしていく。
初めは今現在起きているその体の事象を
見つめていきますが、回を重ねていくと
その現在の事象から
過去にさかのぼって、その人の根底に
流れているものに突き当たります。
そこにたどり着くのが大切だな〜と思っています。
そこにその人が身体を立て直していく
鍵があると思っています。

ありのままを見つめるのが、私ではなく
本当はご自身なのだろうと思います。
私はその先導役になっていく。
そして、体のもともと備わっている質を高めたり
綻びを修復しながらその器をより充実させた時
ありのままのじぶんを受け入れることができるんだはないかと。
そこから、また少しずつ自分で自分の身体を
作っていくことができるようになるのだと、
思ったりした勉強会なのでした。


勉強会会場近くに南インド料理屋さんがありました。
ミールスというもので、ごはん以外のすべてのおかずが
辛い!それをご飯と混ぜ混ぜして食べます。
ナンで食べるカレーよりもサラサラであっさりしていて
美味しい。隣に座った、日本人の男性が手で混ぜ混ぜして
食べていました。
本来の食べ方で食べたらどんな味なんでしょう?

いろんな面から刺激のある東京の勉強会。
しばしば、なつめやが土日お休みになりますので
ご注意くださいませ☆

流れをありのままを見る



Posted by なつめや at 08:07│Comments(0)
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