2015年12月03日

咀嚼すること

今日はお休みをいただいて
以前から気になっていたワークショップに参加するために
東京へ行っていました。
私は今までは漢方とかハーブで体の内側からのアプローチを
ずっとやってきていて、少しずつ体の外側からのアプローチ
にも興味を持ち始めました。と同時に、その人の運命学的な
アプローチも興味があって、3Dではなく4Dで人の体を
観ること、ケアすることに意識が向いています。

今までは人の体の外側からのアプローチは
しようとは思っていなかったのですが、
どうにも必要性を感じるので養生ワークとして
学び、伝えていこうと思っています。

今日のワークショップは
『子供を授かりたい人、授かった人の
体の整え方』というのを学んできたわけですが、
子宮の硬さは何が原因か?
というのが諸説あると思いますが
今日の先生は
『よく噛んで食べていないこと』とおしゃっていました。

『よく噛む』というのは一口50回くらい。
私はあまり噛まないほうで(笑)だいたい20回くらいかと。
そうすると耳下腺や顎下腺、粘膜腺、舌下腺から
分泌される唾液酵素が不足し、その結果
小腸に負担がかかり、腸が硬くなる
→硬くなった腸は下垂しやすく、内臓も下垂する
→子宮が圧迫されて、動きが鈍り硬くなりやすい
ということだそうです。
これのマッサージ法なども教えてもらってきて、
なるほど〜と思うことがたくさんありました。
しばらくこの先生の勉強会へ行こうと思います!

まず、単純によく噛んでいないと
胃腸に負担がかかるのは当然ですが、
よく、『胃の調子が悪くって』という人に限って
食べ過ぎていることが多い。
食べ過ぎている、つまりよく噛んでいないので
満腹中枢が働かず自分の胃の許容量を超えて
食べている人が多いなぁと思うことが多々あります。
1日くらい絶食してみなさい、といいたいところですが(笑)

人は1日くらい食べなくても死なない。

たまには胃の働きを休めてあげるような
断食も必要なんじゃないかと思っています。
食べ過ぎていたり
よく咀嚼しないことで
胃腸に負担をかけてしまっているような
食生活に現代はなりつつあるんだとも思っています。

胃腸の働き、つまり東洋医学では
『脾胃』は『後天の精』ともいわれ
先天の精である『腎』を養う重要な役割があります。

『腎』は生殖系の働きに関わりがあり、
エネルギーが不足すれば、子供が授かりにくくなる。
新たな命を宿すには絶対的にエネルギーが旺盛でないと。
胃腸の働きがとても重要なわけです。

兎にも角にも、いろんなことをしっかり咀嚼して
自分の栄養にする、っていうのは大切ですね。
食べ物も学んだことも。

学んだことをしっかり自分に落とし込みができたら
また、養生講座でご紹介していきたいと思います☆









Posted by なつめや at 23:07│Comments(0)
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