2015年11月09日

1本の樹

昨日の勉強会の基本的な考えの中に
人を樹に例えた時、どんな状態であるか?
というのが東洋医学の考えとリンクしている考え方があります。

人を一本の樹に例えた時、
樹の根っこの状態は?土の状態は?かぜはそよそよそよいでいる?
太陽はしっかり張り出している?などなど、1本の樹が
しっかりと根を張って実を生らすまでに元気でいる状態を
目指したいところです。
今日も来てくださった方々を、1本の樹として想像した時
何がどう、この樹に影響していて、どんな樹の状態に
なっちゃっているんだろうと考えながら
漢方を作ると、本当に面白い視点だな〜と思いました。

土壌の問題ってのは化学肥料もあれば、有機栽培もあるし
無農薬もあるし、自然栽培もある。それぞれの特徴もあって
いいとこ・悪いところもある。

しっかり土に栄養があっても、根がそれを吸収しなければ
ダメだし、また、栄養過多でも、水が多すぎてもだめ。
風がそよいでいらない葉っぱが落ち、新たな葉が芽生え、
花が咲き、花粉が飛び、受粉して実がなる。

けれど、お天道様の暖かさがなければ
実も樹もすくすくと育たない。

風も、太陽も大事。

時には嵐が吹き荒れても
根っこごとひっくり返るような、あるいはボキッと折れるような
脆弱さではダメなのであり、しっかり野太い樹に育つのが
理想。あくまでも。

わたしは・・・。そこそこ元気な樹ですけれどね
風が吹きすぎてようやく落ち着いてお天道様の
日の光を浴び始めているところですね(笑)
虫食いがところどころあって、それを癒している最中です。
土はそこそこ、自然栽培〜無農薬にちかい土壌。
根っこの元気さがカギとなりますが、
そんなに根っこも丈夫ではないのですよ。
よく倒れなかったもんだ・・・。
多分、樹の芯はしっかりしているんでしょうな〜
と想像すると楽しい☆

皆さんの樹はどんな感じでしょう?
しばらく、講座でこんなこともとりいれていこうっと。




Posted by なつめや at 20:15│Comments(0)
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