2015年08月02日
梢ヨガ倶楽部さんの産前産後ヨガ・養生講座
暑い夏の産前産後養生講座を
梢ヨガ倶楽部さんでヨガと共に開催してきました。
3人の赤ちゃんも来ていただいて
普段の講座とはだいぶ違う雰囲気になります。
出産が夏・冬の方はしっかり産後ケアしておかないと
他の時期よりも体調を崩しやすくなるんではないかと
思います。
さて、産前産後のヨガ。
私も参加させていただきました。
内臓下垂を改善させるポーズや骨盤のゆがみを
矯正するポーズ。やりながら、産前産後じゃなくても
必要な人はたくさんいるな~、と思いました。
女性に多いのはやはり全体的に『下垂』しているということと、
骨盤のねじれが下半身の冷えにつながっている人が
多いということ。なつめやに来てくださる方々
また、なつめやの前を通っていく女性を観察していると
良く思うことです。
姿勢そのものが下垂して、腰が落ち、仙骨がうずもれている
ような感じ。さらにそこにヒールなどをはいていると
何とも、変な姿勢になってしまっていて、他人事ながら
大丈夫かな?と思う。
骨盤のねじれは多かれ少なかれありますが、
腰が引けてしまうと安定感がなくなり、ねじれ感が
きつくなります。その結果、生理痛がひどいとか
月経周期が安定しないとか、様々なトラブルが出やすくなります。
骨盤の辺りから気・血・水の巡りが悪くなってしまうのでしょうね。
しっかり、腰が安定している、というのは大切なことです。
東洋医学では『気・血・水(津)』のそれぞれの働きや
流れを整える見方があります。
特に『気』というものは眼には見えないので、
それが流れているのか、いないのかは実感することが
難しいかもしれません。
例えば、重だるいな、かったるいな、と思う時
『気(エネルギー)』は充実し、体中を巡っているとは
言えません。やはり気も、かったるいような巡り方
、つまり巡りが悪いのです。
そして、重だるいな、スッキリしないな、という時
背筋がピンとし、腰がしっかり安定しているかと言えば
猫背がちで腰が落ちた傾向になりますね。
気が充実し、しっかり廻らないと身体が全体的に
下垂した感じ、さらには内臓も下垂しやすい傾向になります。
内臓が下垂してくると、とくに『脾胃』という飲食物の
消化吸収をおこなっている臓腑はの働きが低下し、
食べているのにうまく吸収できない、という状態に
陥りやすくなります。
食べているのに太れない、またその逆もしかり。
ちょっとしか食べていないので直ぐ太る。
どちらも脾胃の働きが悪く吸収できなかったり、
溜まったり。
その結果、気だけでなく血・水を作ったり、巡らせたりすることに
影響が出ます。眩暈がしたり、頭痛がしたり、むくんだり。
どうでしょう?夏の間に良く出てくる症状ですね。
また、これは産後の女性なら少なからずも
経験していることではないでしょうか。
産後は内臓だけでなく子宮、そして肛門まで下垂してくることがあります。
痔になったり、頻尿になったり。
特に子宮が下がったままにしていると
二人目不妊につながりやすくなるのでもとの位置に
ちゃんと戻すことが大切。
内臓が下垂することを増長させる大きな原因は
食べもの、とくに内臓を冷やしてしまうこと。
そして、甘いものの食べ過ぎ、です。
暑いからと、甘くて冷たいものを食べるのは
私はあまりお勧めしません。
天然のもの、つまりスイカなどで適度に身体の熱を冷やしたり
甘味でエネルギーを補給するのがいいのではないかと思います。
出産時、大量の出血と共に『気』も消耗します。
夏の暑さで汗と共に『気』も消耗します。
一旦、体調を崩してしまうと、立て直しが
非常に難儀になります。
産後直ぐに、出歩くとか、アイスを食べるとか
くれぐれもせず、暑いさなかですから
家でゆっくり、山芋や鶏肉などが入ったおかゆを食べるなどして
身体を休めていただきたいと思います。
夏の出産は気・血・津のすべてが一気に不足していきます。
そういう状態であるということを認識し、養生していただく。
産後ケアというのはまず本人の認識と、まわりの理解・協力
から始まる、そんな気がしました。
別所での講座がほくらにで12日にあります。
13時からになりますので
東信でご興味ある方は、hokuraninoie@gmail.comに
ご連絡くださいませ。
梢ヨガ倶楽部さんでヨガと共に開催してきました。
3人の赤ちゃんも来ていただいて
普段の講座とはだいぶ違う雰囲気になります。
出産が夏・冬の方はしっかり産後ケアしておかないと
他の時期よりも体調を崩しやすくなるんではないかと
思います。
さて、産前産後のヨガ。
私も参加させていただきました。
内臓下垂を改善させるポーズや骨盤のゆがみを
矯正するポーズ。やりながら、産前産後じゃなくても
必要な人はたくさんいるな~、と思いました。
女性に多いのはやはり全体的に『下垂』しているということと、
骨盤のねじれが下半身の冷えにつながっている人が
多いということ。なつめやに来てくださる方々
また、なつめやの前を通っていく女性を観察していると
良く思うことです。
姿勢そのものが下垂して、腰が落ち、仙骨がうずもれている
ような感じ。さらにそこにヒールなどをはいていると
何とも、変な姿勢になってしまっていて、他人事ながら
大丈夫かな?と思う。
骨盤のねじれは多かれ少なかれありますが、
腰が引けてしまうと安定感がなくなり、ねじれ感が
きつくなります。その結果、生理痛がひどいとか
月経周期が安定しないとか、様々なトラブルが出やすくなります。
骨盤の辺りから気・血・水の巡りが悪くなってしまうのでしょうね。
しっかり、腰が安定している、というのは大切なことです。
東洋医学では『気・血・水(津)』のそれぞれの働きや
流れを整える見方があります。
特に『気』というものは眼には見えないので、
それが流れているのか、いないのかは実感することが
難しいかもしれません。
例えば、重だるいな、かったるいな、と思う時
『気(エネルギー)』は充実し、体中を巡っているとは
言えません。やはり気も、かったるいような巡り方
、つまり巡りが悪いのです。
そして、重だるいな、スッキリしないな、という時
背筋がピンとし、腰がしっかり安定しているかと言えば
猫背がちで腰が落ちた傾向になりますね。
気が充実し、しっかり廻らないと身体が全体的に
下垂した感じ、さらには内臓も下垂しやすい傾向になります。
内臓が下垂してくると、とくに『脾胃』という飲食物の
消化吸収をおこなっている臓腑はの働きが低下し、
食べているのにうまく吸収できない、という状態に
陥りやすくなります。
食べているのに太れない、またその逆もしかり。
ちょっとしか食べていないので直ぐ太る。
どちらも脾胃の働きが悪く吸収できなかったり、
溜まったり。
その結果、気だけでなく血・水を作ったり、巡らせたりすることに
影響が出ます。眩暈がしたり、頭痛がしたり、むくんだり。
どうでしょう?夏の間に良く出てくる症状ですね。
また、これは産後の女性なら少なからずも
経験していることではないでしょうか。
産後は内臓だけでなく子宮、そして肛門まで下垂してくることがあります。
痔になったり、頻尿になったり。
特に子宮が下がったままにしていると
二人目不妊につながりやすくなるのでもとの位置に
ちゃんと戻すことが大切。
内臓が下垂することを増長させる大きな原因は
食べもの、とくに内臓を冷やしてしまうこと。
そして、甘いものの食べ過ぎ、です。
暑いからと、甘くて冷たいものを食べるのは
私はあまりお勧めしません。
天然のもの、つまりスイカなどで適度に身体の熱を冷やしたり
甘味でエネルギーを補給するのがいいのではないかと思います。
出産時、大量の出血と共に『気』も消耗します。
夏の暑さで汗と共に『気』も消耗します。
一旦、体調を崩してしまうと、立て直しが
非常に難儀になります。
産後直ぐに、出歩くとか、アイスを食べるとか
くれぐれもせず、暑いさなかですから
家でゆっくり、山芋や鶏肉などが入ったおかゆを食べるなどして
身体を休めていただきたいと思います。
夏の出産は気・血・津のすべてが一気に不足していきます。
そういう状態であるということを認識し、養生していただく。
産後ケアというのはまず本人の認識と、まわりの理解・協力
から始まる、そんな気がしました。
別所での講座がほくらにで12日にあります。
13時からになりますので
東信でご興味ある方は、hokuraninoie@gmail.comに
ご連絡くださいませ。
Posted by なつめや at 06:15│Comments(0)
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