2015年06月21日

水と梅雨

毎日、雨がよう降っております。
そして冷えますね。

いろんな方の体調がまさにこの梅雨の身体になって、
水を溜めこんでいることに気付きます。
急にそういう方が増えてきた。

飲食でこの影響を減らすことはできますが、
悪化させることは減らすことよりも容易です。
気を付けていても『むくみ』やすい時期なんです。
その水のたまりは、わかりやすいところで
身体が重だるいとか、足がむくみやすいとか。

気付かないところでは胃腸の辺りに水が溜まりこんで
下痢をしやすくなったり、吐き気がしたり。
また、めまいや、頭痛、耳がふさがったような
感じが出てくることもあります。

舌を見ると白っぽく、ぼたっと肥大して舌でさえむくんでいます。
水がたまっているから、ということになるのですが
水を飲まなければ問題は解消されるかというと
そうではなく、問題は『水はけのよい体かどうか』
吸収と排泄のバランスの問題です。
そのバランスをとるうえで重要なのが『脾胃』という
東洋医学では消化器系の働きになります。
ここが弱いと、または、飲食で弱めてしまうと
水が体に溜まりやすくなります。

体質的に弱い方、強い方それぞれはどんなことに
気を付けなければならないか。
共通して言えることは
①生ものを食べ過ぎない・・・野菜もです
②冷たいものを一気に食べたり飲んだりしない
③甘いものを摂り過ぎない
④暴飲暴食で胃腸を損ねない
⑤疲れをためない

でしょう。みぞおちの辺りを手を重ねてみて
手の温かさを感じるのなら、胃腸の辺りが
冷えていることがあります。白湯を飲むとか
しばらく手を置いて温めたり、ショウガやシソなどを使って
胃の中から温めてあげるとよいでしょう。

疲れているのに、外食で脂っぽいものを食べる、
ビールを飲む、アイスを食べる、などと言うことを
して平気な人は、すごく恵まれた胃腸をお持ちでしょうけれど
それを続けていると…。
身体に何も症状としては出なくても何となくだるい、
疲れがとれない、といったことが起きてきます。


夏バテしないで元気に暑い夏を楽しみたいものですね☆







Posted by なつめや at 07:19│Comments(0)
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