2014年06月24日

食物依存性運動誘発アナフィラキシーショック

突然これはやってきました。
シャレにならないものです。
このブログを読んでいる皆様に、アレルギーがあることを
お知らせすることも大切なんではないかと思いまして
一筆したため中。

この食物依存性運動誘発アナフィラキシーショック(FDEIA)は
通常の食物アレルギーとは違います。
以前のブログで私はバラ科の桃・いちご・りんご・などで
食物アレルギーがでて顔が痒くなり、軽い喘息症状がでたことを
書きました。が、今回は全くそのようなものではなく
今までずっと食べ続けている小麦、とはいっても特に
『胚芽』のものを食べて、そのあと運動したら起きたという
アレルギー症状です。このアレルギーの特徴は
ある特定のアレルギー誘発物と運動が重なることで出てくるという
ものです。運動は、ご存じのとおり私はランニングをしますが、
これは軽いウオーキングやバスケ・サッカーなどでも
出るそうです。そしてまた、非常に強いアレルギーの
ショック症状が短時間で出てきます。私の場合も、
走りながら苦しくて、いつもの距離が走れず家に着いたとたんに
ゼーゼーして、その後腹痛と共にトイレへ駆け込み、トイレの中で
喘息症状が始まり苦しいやらなんやらで、やっとトイレから出た
かと思ったら腕が痒い・・・真っ赤!!!ボコボコの赤い
発疹ができて腕の感覚が違う。うわ、顔も・・・
なんじゃこりゃ~となりあわてて夜間救急外来へ行ったわけです。

人生初の酸素吸入。
そして点滴とステロイド投与で次第に呼吸も楽になり
見る見るうちに体のかゆみ・赤みが引いていきました。
すごいな~、西洋医学!
最初はDrも今日は入院!!と言っていたけれど
いろんな事情があるので家に帰りたいと言い切り
帰していただくことになりました。
けれどDrからは当面、運動と小麦は絶対禁止!!
単独でもダメ!!と言われしょぼ~ん。
私の好きなものなのに・・・
まぁ、事なきを得たのでこう言えるのですが、
Drには『次同じことが起きたらアウトですよ』とも言われました。自分の今日の状態からしてもアウトだろうなぁ、と思うので
自重します。後は、食後は運動しちゃいかんですね。
2時間くらいはダメだそうです。


今まで出ていいなかった食べ物でも運動が重なると
出てくるという食物依存性アナフィラキシーショック。
本当に、怖いものですから身内に食物アレルギーを
持っている方はアレルギーショックが出やすいと思いますので
気を付けてあげてください。
また、このアレルギーは割と子供さんたちが多くなるそうです。
給食後にパンを食べて息が苦しいとか、ちょっと痒くなるとか
そんな感じで軽いうちは気づかないことも多いようです。


身体は『おい!食べたばかりだろ。ゆっくり消化させろよ!!』
と全身で訴えているかのよう。まぁ、本当に大事にならなくて
良かったです。ほっ

なつめやは明日・明後日、お休みをいただきます。



Posted by なつめや at 05:07│Comments(0)
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