2013年10月29日

仏の顔

今回の奈良旅では
室生寺・長谷寺
興福寺・法隆寺・中宮寺・薬師寺・東大寺と
メジャーどころを回り、いろんな仏様に会ってきました。
小さな仏様も、大きな仏様も。

仏の顔というのは見る時の自分の心情が
現れているように思う。
自分が悩んでいるとき、すこし怒っている時、うれしい時、悲しい時
その時々に仏様の顔は違うように見える。
微笑んでいるようにも、怒っているようにも、諭すような風にも。

長い歴史の中で沢山の人の
生きざまを見届けてきて、けれどそれに甲乙をつけるでもなく
ただただ見守り続けきた。
そして、人々の色々な話を聞き続けてきた。

久しぶりに会いにいった時に、自分がどれだけ
頑張ってきたのかを報告したり、感謝したりします。
黙ってお話を聞いてもらっているのに、自分の中には
納得のいく、なんだかとても充実した時間を
仏様に頂いている気分になる。
そして、また、新たに頑張ろうという気持ちになる。

今回の奈良旅は急に決まったものだったけれど
本当に色々な縁を感じたり、じっくり自分の中にあるものと
向かい合ったりできて良い旅でした。




仏の顔

東大寺の如意輪観音
東大寺にいるのは大仏だけじゃないよ!



Posted by なつめや at 21:51│Comments(0)
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