2012年10月24日

備瀬のおばぁ

家族たちは美ら海水族館へ行っている間
私は近くの備瀬の浜でノンビリ。
ここはフクギの並木道がキレイな時間がゆっくり
流れている場所です。

海がキレイなことは当然ですが、全体的に
穏やかな波で、海に足をつけてひたすら、浜を
歩いているのが気持ちよい。
貝をひろったり、漁師さんと話したり。

1人のおばぁがフクギの葉っぱをせっせと集めていて
挨拶すると、台風が来るたびに葉っぱが落ちて大変だと
言っていた。
昔は、近所の人達がフクギ並木にゴザをしいて
一日ひがら、おやつを食べ、おしゃべりして、
夕方になると畑へ行って、という生活をしていたらしい。
食料は、畑でとれるもの、海でとってくるもので
充分に幸せだったと。
時が流れ、海岸沿いは開発が進み、
若者は那覇へ行ってしまい、年老いたものが
残った。が、だいぶ少なくなり、一日中、人と話さない
寂しい日が増えたと、おばぁは昔を懐かしんでいた。
幸せは、ささいな、身近にあるもので、
お金では買えないさ~、とおばぁは言っていた。

備瀬の海。
おばぁと共に私の心のノートにしたためておこう



Posted by なつめや at 17:08│Comments(0)
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