2012年10月17日

絶対味覚

絶対音感という言葉がありますが、絶対味覚なるものが
あるような気がします。

義母がお昼を作ってくれるというので家へ遊びに行きました。
いつもきれいな色のスカーフを頭に巻いて料理をしていて
面白い人です。

行くと、すでにほぼできていて、エビチリ、大学いも、蓮根の炒め物、
ホタテの煮たの、サラダ、大根の甘酢漬けなど、盛りだくさんで
毎回、本当に美味しくてついつい食べ過ぎてしまいます。

わが旦那さんは結構味にうるさい。
文句は言わないのですが、明らかに顔がまずいと言っている
時があります。そういう時は、食べるペースが遅いです。
この母の料理を食べていたら、そりゃ、味にうるさくなるな~
と思いました。

かく言うわが母も小さい頃からおやつはドーナツモドキ、蒸しパン、
クレープの分厚い感じのもの、など素朴なおやつを作ってくれました。
あまり、買ってきたおやつはなかったです。
料理も、好き嫌いが非常に多く、食べれるものが少なかった私は
母が考え抜いた手料理しか食べない気難しい娘だったのでした。
大学に入って名古屋に住むようになって、色々なものを
食べれるように少しずつなりました。

旦那も私も料理好きの母の料理のおかげで
味覚が正常に発達してくれたような気がします。
これは愛情も入っていたからなのでしょう。

時々、お子さんたちの食事のことを聞く機会がありますが、
お母さんがしっかり作っているお子さんと
朝からカップラーメン、と言っているお子さんと
これからどんな風に発育していくのかな、と心配になってしまいます。
時間がないときは仕方がないのかもしれないけれど、
手間をかけた料理が発育に大きく影響するのは想像に難くないのでは。

子供のころからの食事ってすごく大切だな~と、
義母の作ってくれたエビチリを食べながらしみじみ思いました。



Posted by なつめや at 16:25│Comments(0)
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