2014年04月16日

産前産後の養生

ここ最近ずっと気になっていることです。
というのも、なつめやに妊婦さんがいらっしゃっていて
初期段階での体の不安定感の強い方たちを
見ていたり、小さいお子さん連れのお母さんの健康相談を
受ける機会が増えてきたからなのかもしれません。

ずっとお子さんが欲しくてなかなか授からなくて
やっと授かったと思っても、流産してしまった、という
話もうけますが、それは言葉では言い表せないほど
辛いことだと思う。その姿を見ている私もとてもつらい。
なので、授かったら無事出産までどうにかたどりついてほしいと
切に願うのです。

最近はエムさんにお腹の具合を見て骨盤を調整してもらったり
愉気してもって、その都度漢方も見てお渡ししているので
山を一つずつ丁寧に越えてきている感があります。

けれど、そこにはいつだって不安要素がないわけではありません。
ちょっとした油断が急な変化につながることもあるので
気が抜けないのは確かなことです。

一方、産後のお母さんたちの相談も増えてきて
育児はお子さんにお母さんの命をわけていることなのだと
実感します。
母乳というのはお母さんの栄養をたっぷり含んでいる。
授乳するっていうのはお母さんの栄養を赤ちゃんに分けるのだから
お母さんの栄養源をしっかり確保しないとならないのですが
生まれたての子供とのコンビネーションは
そこまでの余裕はなかなか無いようで・・・。
おっぱいが出にくくなったり、ストレスが溜まってきて
イライラしたり、おちおち眠れなかったり。
気が付くと、体調が思わしくない、ということで
なつめやに来てくださる方もいますし、
お子さんを育っててひと段落したころにドカッと
体の変化が出てきた、と言って相談に来る方もいます。

そんなわけで産前産後のお母さんの体の養生を
どうしたら、なるべく手間をかけずに、効果的に
できないものだろうかと、薬膳として提案できないものかと
思案中でございます。




Posted by なつめや at 07:16│Comments(2)
この記事へのコメント
お久しぶりです、遅ればせながら2周年おめでとうございます!

本当に出産を経て
いのちを産み出し育むとは
こんなにエネルギーを必要とするんだ、と実感します。

特に出産後の授乳は
思った以上にいのちを分け与えているんだなって。

一番大事な時期なのですが、

ブログにもあったように
世話に追われてごはんづくりに
手がかけられないというのもあり・・

簡単にでき
かつ栄養価の高い
食事は大切ですね。
Posted by 広子広子 at 2014年04月16日 19:51
広子さん

こんにちは。ありがとうございます。
広子さんは今まさに子育ての真っ最中ですね。
大きな男の子ですし、お母さんはいくら食べても足りないくらいですね!


私としても、産前産後の養生ご飯を考えていくのが
色んな方をとおして学ばせていただいているんだと思います。
カネマツさんの昼の部でできたらなぁと思っています。
Posted by なつめやなつめや at 2014年04月17日 19:01
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