サムゲタンと鶏雑炊
久しぶりに友人と外食をと、適当に入った店
(これがそもそも間違いだった!)で、
お!サムゲタン(参鶏湯)があるではないの!、
とオーダーをしてみました。
寒いし、疲れているしあったまるな〜と期待していたら
出てきたのはどう見ても鶏雑炊。
オーダーを間違えたかとおもって
「サムゲタンをたのんだんですが」とお店の方にいうと
「これがサムゲタンです」と言われた。
うーーーーーーむ!
これはタダの鶏雑炊では?と、私は食い下がりました。
私「サムゲタンは何が入っているか知っていますか?」
店員「・・・」
私「人参と棗とクコと松の実は入るはずですが」
店員「だしパックでだしをとりました」
私「そのだしパックを見せてください」
店員「ありません」
・・・、昨今、薬膳がブームになることは喜ばしいことですが
こういうことって実際にあるのね〜、と驚いてしまいました。
というか、おそらくその店員さんにとっては、ひいては
その店にとってはその人参や棗、クコなどが入らなくても
サムゲタンと言い切れる魔法のだしパックがあるのかもしれない。
けれど、サムゲタンは「参鶏湯」という文字通り
人参と鶏が必須。
人参といっても赤い私たちが普段食べている人参と
参鶏湯に入れる朝鮮人参はまるで味が違うし、
香りも違う。
教訓:もの珍しく入った店で、案外リーズナブルだと
お手軽薬膳を食べようとすると、外れることがあります。
何事も自己責任。
リーズナブルな参鶏湯はあくまでも値段相応なのかもしれません・・・。
アラムとか去年参鶏湯雑炊をランチでだしていてそれはそれは
体がポカポカしたのを覚えています。
ちゃんと棗やクコ入れて。
正直に、ちゃんと美味しいもの作ろうとしているお店は
大事にしたいな〜と思うのでした。
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