薬膳講座に参加してくださる方は大体2年続けて
きてくださる方が多いです。
わたしの講座は料理教室ではなく、東洋医学から見た自然と
体、食べ物の関わり方を学ぶ講座です。
季節ごとに変わっていく自然と体、そしてどういう食べ物で
体を整えるか?という内容です。
最近はそこに気功も入れています。
そして、2年目の方が参加していただいてどういう感想を
お持ちか今日、聞くことができてよかったな、と思いました。
1年目はなんとなくの流れを学びながらも
食材表などを買い物に持って行くなどして買い物をするときの
食材の選び方の視点が変化したということ。
そして、家族、とりわけ子供への食に対しての意識が高まったり
自分の体のことなどをより意識するようになったようです。
初めのうちは自分のことや家族のことなどに学んだことを
生かしているようですが、そのうち友人・知人の体の変化などにも
気がつくようになったりして、できる範囲でアドバイスしたり
注意を促したりできているようです。
また、お子さんがすでにいる方は
『早く講座の内容を知っていたら良かった』と
言ってくださる方が多いです。そして、自分の子供にも伝えて
いきたいとも思ってくださる方が多いです。
先日、新聞を読んでいると体外受精で生まれた子供の割合が20人に1人と
ありました。
出産に成功したのは30歳で21.5%、35歳で18.4%、40歳で9.1%、42歳では4.5%。
これは単に年をとると妊娠が難しい、という話ではなく30代でも21%〜20%に
治療の成功率が出てこないということが問題のような気がしています。
若いからすぐに妊娠できるとも限らない。
ブログに『卵子の老化と質の問題』を書きましたが、
食べ物によって体が作られる。
子供達、というよりお母さんがお腹の中で子供を育てている間にも
子供の体、体質ができ、生まれてからはしばらく
生殖の問題を感じないで成長をしてくる子供も多いと思います。
しかし、今は初潮も小学校3年くらいで始まったりするということも
聞きます。女性の性ホルモンは7の倍数の年で変化していくという
東洋医学の考え方からすると本来は初潮などは14歳前後、
28歳から35歳にピークがくると考えられていますが
おそらく、そのピークは今後は21〜28歳に変化してくるだろうと
わたし自身は考えています。
女性たちの食や体への意識のあり方を
自分の体を通じて学んでもらう。
母から子供に、家族へ
自然と自分の体や食事の関わりや、体の発するサインを見逃さないように
伝えていってほしい。
これからもこう言った薬膳・養生講座は続けていくつもりです。
どうぞご興味のある方はご参加くださいね☆