五行のエネルギーの使い方
昨日のアラムさんの薬膳講座では五行のうち
『火』、五臓では『心』についてお話しさせていただきました。
『火』というのはメラメラしていて
活発なエネルギーの象徴です。
今年の夏はその『火』のエネルギーが強すぎて
人によってそれを良い方へ動かした人も
あまり良いエネルギーの使い方をした人も
いたのではないかと思います。
また、そのエネルギーの使い方が上手くできないで
体の中でこもらせてしまった人もいるかもしれません。
『心』と言うのは東洋医学では
『精神』に関連すると言われています。
また、『神』が宿る場所とも言われ
その人の精神活動に大きく影響すると考えられています。
その『心』と言う働きは『火』ととても関係が深く、
夏に影響を受けやすい、つまり非常にエネルギーが活動的に
なります。それを良い方向へ循環させてあげると
今年はオリンピックであったように、良い結果に
繋げやすいエネルギーの循環になったのだと考えています。
それがもともとの性格的な要素で怒りっぽいとか
精神的に昂揚しやすい方などは『火』に煽られるような形で
行動が荒っぽくなったり、嫌なニュースにつながるような
出来事を招いてしまう、悪いエネルギーの循環にも
発展していったように思います。
季節ごとに太陽や月、自然が私たちに与えてくれるものは
食べ物だけでなく、大きなエネルギーだと思います。
東洋医学は、東洋哲学はそういったことを学んでいきながら
自分がより良いエネルギーで生きて行くための知恵なのだと
改めて思いました。
そして、この暑さがいつまで続くのかは
見当もつきませんが、だいぶ、気温差が大きくなってきている
ことで疲れている方がちらほら。
雨が降り、台風も近づいていることですから、
ここらで小休止してみてはいかがでしょう☆