生理不順と不妊

なつめや

2015年03月12日 20:07

『生理不順と不妊』

結婚前は『生理不順』で済まされていたものでも
結婚していざ、となるとこれがなかなか赤ちゃんが来てくれなくて
『不妊』と文字を変えることがあります。

『生理不順』は気血が不足だったり、流れが悪かったり、
五行の肝・腎・脾の連携がうまくいっていなかったりと
いろんな要素が絡み合います。
また、さらにそこへ生理痛や筋腫・内膜症が
からむと問題はさらに複雑になります。

ホルモン剤を服用すれば生理は来ますが
身体の根本がどうなっているのかをしっかり自分で
見直すということが大切だと思います。
生理痛も今はピルを服用してコントロールすることが
多いようですが、私としてはそれは重症度による、と
考えます。また、期間は限定的にすべきとも思っています。
何年にもわたって自発的なホルモンの分泌を止めてしまう、
というその不自然さには疑問を感じます

そのようなことより
無理なダイエットをしていないか、食事に偏りはないか
生活のリズムが乱れていないか、ストレスをためていないかなど
自分が普段している中に何かバランスを崩す原因がないか
よ~く自分自身を観ることです。
また、基礎体温もとてもよく自分の体のリズムを表してくれます。
基本的なことをしっかり見直す、ってことが本当に大切。
自分が冷えている感覚がなくて、実際に基礎体温を測ってもらったら
36度に達しない人もいます。

・・・それでは卵も成熟しにくいし、子宮も冷えている。
たとえ生理が来ていたとしても、妊娠しずらい身体と言わざるをえません。
また、無排卵の生理になっていることすらあるので、何にせよ
『月経』というのは自分の体の状態をとてもよく示してくれている期間なんです。


食事の偏り・生活リズムなどは子供が生まれた後に
何とかしようと思ってできるものではないですよね。
特に食事は子供に影響を与えるばかりでなく、その次の世代にも
影響していきます。
食事というのは命をつないでいくもの。

生理不順も不妊も根本は同じ原因であることが多いけれど
早いうちに気づいて自分の体を立て直す、という
若き女子が最近増えてきています・・・。

自分の体に目を向けようと言う意識を持った女性が増えていくことは
すばらしい傾向だと思います☆