マザーウォーター

なつめや

2012年11月14日 22:02

最近、なつめやはDVD鑑賞する時間が増えました。
頭の疲れや緊張をほぐすのに、まったりした作品はうってつけ。
『マザーウォーター』は荻上直子が監督。
『かもめ食堂』『メガネ』『トイレット』なんかが、DVDとしては
借りやすいですね。

どの作品にも、もたいまさこが出ています。
この方はほとんどセリフを言わずに視線と佇まいで
芝居している感じですね。それはスゴイことだ・・・。

さて、どの作品も日常の、人と人のちょっと距離がありつつ
でも、ちょっと心が触れ合う、普通によくある光景の物語です。
何もドラマチックではないし、スゴイ面白い!とかではなくて
見た後、何となし、ほっこりする感じなのです。

日常はドラマチックなことの連続ではなく、むしろ単調なことの
連続だけれど、人と人が関わる中に小さな感動や悲しみ、喜び
なんかがある。
日常の音や光の中に、ちょっと心に残る感動がある、
そんなことがこの監督の作品には見受けられます。
ゆっくりした時間の流れ方を描くのが得意な監督さんですね。

時々、なつめやもカウンターに座って一人でハーブティーを飲んだり
おにぎりをもぐもぐしていると、窓から見えてくる風景が
この映画の一場面のように感じるときもあり、また、窓越しに
お店を除いていく方にも、そんな感じに見られているのかなと
思うこともあり。

また、隣り合うお客様同士のやり取りや、私やエムさん、ユッコちゃんが
加わって話をしている風景は、遠くから見たら『かもめ食堂』みたいやな、
と思うこともあります。

お店の外はバスや車の音で雑然としているけれど、
鳩がクルックルーとないていたり、自転車のちゃりちゃりーという音、
高校生の青春の笑い声など何でもない音が時々楽しくて。

日常は地味に楽しいのだ。

『今日も機嫌よくやんなさいよ』
と、もたいまさこは言ってます。